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段ボールベッドが槍玉に…北京五輪との“比較”で東京五輪金メダリストが「寝心地の悪さを思い出した」と吐露【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.03

北京五輪の選手村で使用されるベッド。全自動のリクライニングの付いているそれは選手たちにも好評だ。(C)Getty Images

北京五輪の選手村で使用されるベッド。全自動のリクライニングの付いているそれは選手たちにも好評だ。(C)Getty Images

 いよいよ開幕が間近に迫る北京五輪。出場選手たちが続々と現地入りするなかで、ひそかな話題となっているのが、選手村で使用されるベッドである。

 発端となったのは、現地時間1月27日にリュージュアメリカ女子代表のサマー・ブリッチャーが、自身のTikTokで投稿した一本の動画だ。金メダル獲得を目指す彼女は、ファンから寄せられた「選手村は段ボールベッドなのか?」という質問に、「素材は段ボールではないし、北京の組織委員会は『どうしたら東京を上回れるか』について考えてる」とリモコン付きの電動リクライニングベッドを紹介した。

 北京五輪で使用されるベッドは、「無重力睡眠」も体験できる特別仕様。そのため、「これを観ている皆さんにすばらしいものをシェアしたい」と嬉々として語ったブリッチャーの下には、さまざまな声が寄せられた。そしてそのなかには、東京五輪で段ボールベッドを体験していたアスリートからのコメントも見られた。

【関連動画】北京五輪の“電動リクライニングベッド”に絶賛の声! ブリッチャーの紹介動画をチェック

 女子重量挙げのアメリカ代表であるマーサ・ロジャースが「私、泣けてきた」と漏らせば、同じくアメリカの女子シッティングバレーボール代表で、金メダルを獲得したエマ・シークは、こう記した。

「私はあの東京に参加したアスリートとして、段ボールベッドの寝心地の最悪さを思い出しながらこれを観てる」

 東京五輪開催時にも話題となった段ボールベッド。それに比べれば、さまざまな機能が搭載された今大会のベッドは、かなりの優れものと言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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