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厳格な感染対策に嘆きの声も。選手村の食堂で「隣の人としか会話できない」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.05

選手村の食堂は写真のとおり、席ごとに厚いアクリル板で仕切られている。(C)Getty Images

選手村の食堂は写真のとおり、席ごとに厚いアクリル板で仕切られている。(C)Getty Images

 ついに開幕を迎えた北京五輪。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が世界的に猛威を振るうなか、現地では厳格な感染対策がとられている。

【関連画像】「隣の人としか会話できない」公開された“選手村での食事風景”をチェック

 現地時間2月3日、デンマークのカーリング代表チームは、公式インスタグラム(@teamdenmarkcurls)を更新。選手村の食堂で撮影された“食事風景”を公開するとともに、「食事の時間は一日のうちで最も社交的な時間ではない」として、嘆きの投稿を発信している。

 掲載された写真には、厚いアクリル板で仕切られた席で食事をとる姿が収められており、続く文面には、「向かいの席の人を見ることはできるが、アクリルガラスで声が届かない」とレポート。「これでは、隣の席の人としか話ができない」と訴え、冷や汗の絵文字を添えた。
 
 今大会は、外部と完全に遮断する「バブル方式」を採用するとともに、「ゼロコロナ政策」を掲げ、その徹底ぶりは一部で話題となっている。食堂ではこのほかにも、料理と配膳を担当するロボットを活用したりと、可能な限り非接触でのサービスが行なわれている。

 また、昨夏の東京五輪で許されていた15分以内の外出や、出前アプリでのデリバリー注文も今回は禁じられているとのこと。選手にとっては制約を強いられることになるが、感染者を抑えるために仕方のない部分でもある。今はただ、大会が無事進行し、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるのを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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