アイスダンスの村元哉中・高橋大輔組は、現在もフロリダでトレーニングを続けているようだ。
現地時間2月2日、フロリダの現地局『WGCU Public Media』は、「フロリダ州南西部のルート75にある鮮やかな黄色のハーツアリーナを車で何度も通るが、そこで何が行なわれているのか、ほとんどの人はよく知らないだろう」と綴っている。
「ビーチからほんの数キロのところで、世界トップクラスのスケーターたちが、他のアスリートと同じように何時間も何時間も練習している。氷の上を走るように滑る彼らは、回転、リフト、ジャンプ、グラインドなど、まるで無重力にいるかのようだ」
同局は、この「ハーツアリーナ」がフィギュアスケート界の名コーチ、マリーナ・ズエワによるものだと紹介し、2019年2月、ミシガン州からエストロのハーツアリーナに移転したと解説。ズエワコーチが「スケーターたちは温かい気候の太陽が好きで、ここであればより多くのエネルギーがあるので、リカバリーにも最適な場所なの。私のスケーターたちは、より多くの時間を屋外で過ごすこともできる」と自負しているようだ。
【PHOTO】アイスダンス代表として四大陸&世界選手権へ! “かなだい”の多彩な表情をキャッチ また、ズエワコーチのもとでトレーニングを積むフィギュアスケーターのひとり、村元哉中が取材に応じたようだ。村元は「ビーチにいって日光浴をし、ビタミンDを補給することもある。とてもいいところですよ」と語ったという。
カリー・バーバー記者は、アイスダンスでペアを組んで2年目の”かなだい”について、このハーツアリーナでコーチと積み重ねてきた時間が実を結んでいること、1月にエストニアで開催された四大陸選手権では銀メダルを獲得した実績を紹介。「村元とパートナーはともに世界的なスケーターであり、体操、演劇、スケートの要素を併せ持つこの競技で、彼らはまるでひとつの身体でスケートをするように息を合わせて動き、氷上で華麗かつ優雅な演技を披露している」と綴っている。
また、お互いに異なるキャリアのスケーターが滑ることについて、村元はこう述べたという。
「スケートをしながら、お互いを感じることでユニゾンが生まれる。それは本当にとても難しく、大変な作業であることは確か。でも、それがうまくいったときは、最高に気持ちがいい。そう感じています」
村元・高橋組は、北京五輪の切符は逃したものの、3月にフランスのグルノーブルで開催される世界選手権への派遣が決まっている。四大陸選手権は銀メダルを手にしつつも、決して満足はしていない様子だった。今は静かに、次なる大舞台に向けて準備を進めているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【全日本PHOTO】 “かなだい”まさかの転倒も2位発進!小松原組が首位となったアイスダンス・RDを特集!
【全日本フィギュア選手権PHOTO】アイスダンスで鮮烈な魅力を放つ村元哉中・髙橋大輔組を特集!
現地時間2月2日、フロリダの現地局『WGCU Public Media』は、「フロリダ州南西部のルート75にある鮮やかな黄色のハーツアリーナを車で何度も通るが、そこで何が行なわれているのか、ほとんどの人はよく知らないだろう」と綴っている。
「ビーチからほんの数キロのところで、世界トップクラスのスケーターたちが、他のアスリートと同じように何時間も何時間も練習している。氷の上を走るように滑る彼らは、回転、リフト、ジャンプ、グラインドなど、まるで無重力にいるかのようだ」
同局は、この「ハーツアリーナ」がフィギュアスケート界の名コーチ、マリーナ・ズエワによるものだと紹介し、2019年2月、ミシガン州からエストロのハーツアリーナに移転したと解説。ズエワコーチが「スケーターたちは温かい気候の太陽が好きで、ここであればより多くのエネルギーがあるので、リカバリーにも最適な場所なの。私のスケーターたちは、より多くの時間を屋外で過ごすこともできる」と自負しているようだ。
【PHOTO】アイスダンス代表として四大陸&世界選手権へ! “かなだい”の多彩な表情をキャッチ また、ズエワコーチのもとでトレーニングを積むフィギュアスケーターのひとり、村元哉中が取材に応じたようだ。村元は「ビーチにいって日光浴をし、ビタミンDを補給することもある。とてもいいところですよ」と語ったという。
カリー・バーバー記者は、アイスダンスでペアを組んで2年目の”かなだい”について、このハーツアリーナでコーチと積み重ねてきた時間が実を結んでいること、1月にエストニアで開催された四大陸選手権では銀メダルを獲得した実績を紹介。「村元とパートナーはともに世界的なスケーターであり、体操、演劇、スケートの要素を併せ持つこの競技で、彼らはまるでひとつの身体でスケートをするように息を合わせて動き、氷上で華麗かつ優雅な演技を披露している」と綴っている。
また、お互いに異なるキャリアのスケーターが滑ることについて、村元はこう述べたという。
「スケートをしながら、お互いを感じることでユニゾンが生まれる。それは本当にとても難しく、大変な作業であることは確か。でも、それがうまくいったときは、最高に気持ちがいい。そう感じています」
村元・高橋組は、北京五輪の切符は逃したものの、3月にフランスのグルノーブルで開催される世界選手権への派遣が決まっている。四大陸選手権は銀メダルを手にしつつも、決して満足はしていない様子だった。今は静かに、次なる大舞台に向けて準備を進めているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【全日本PHOTO】 “かなだい”まさかの転倒も2位発進!小松原組が首位となったアイスダンス・RDを特集!
【全日本フィギュア選手権PHOTO】アイスダンスで鮮烈な魅力を放つ村元哉中・髙橋大輔組を特集!