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マイナス1.9度でも上半身裸!米領サモア代表の堂々たる入場に海外メディアも驚嘆「風邪を恐れていない」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.04

極寒の場内を上半身裸の状態ながら笑顔で行進したクランプトン。その振る舞いに海外メディアも驚きを隠さなかった。(C)Getty Images

極寒の場内を上半身裸の状態ながら笑顔で行進したクランプトン。その振る舞いに海外メディアも驚きを隠さなかった。(C)Getty Images

 現地時間2月4日に行なわれた北京五輪の開幕式での驚きの入場が話題となっている。

 参加する各国の選手たちが、続々と鳥の巣(北京市内の国家体育場の愛称)で入場行進を続けるなか、“魅せた”のは、南太平洋のアメリカ領サモアの旗手を務めたネイサン・クランプトン選手だった。

 スケルトンの代表戦士として参加する36歳はサモアの民族衣装で登場したのだが、なんと上半身がほぼ裸(!)。入場時の現地気温はマイナス1.9度であったため、それを目の当たりにした人々から驚きと不安の声があがった。

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 英衛星放送『BBC』は、その模様を伝えた速報で「暖かい日差しは言うまでもなくない。会場にいる多くの人が毛布をかぶったり、手袋にカイロを入れたりしている。寒い!」と現場の状況を伝えたうえで、「あぁ、なんていう気概だろう」とクランプトンの入場に目を丸くした。さらに中国のポータルサイト『新浪体育』も「この男は風邪を恐れていない。冬の北京の夜、それも屋外での開会式であり、マイナス気温だというのにだ」と驚きをもって伝えている。

 クランプトンは、昨夏の東京五輪には陸上の100メートル走に出場した。そんな夏季五輪との二刀流で出場をする名手が、現地時間2月10日から始まる予選でも存在感を発揮できるかに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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