2月5日、北京五輪のスキージャンプ男子ノーマルヒル予選が、張家口国家スキージャンプセンター(ヒルサイズ=106メートル、K点=95メートル)にて開催された。日本のエース小林陵侑(土屋ホーム)は、K点を越える99メートルの111.4点で、全体4位で決勝へ進めた。
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平昌大会ではノーマルヒル7位、ラージヒル10位と苦戦した25歳は、着実に力をつけ今季W杯では7勝を挙げている。直前の試技では106.5メートルと好調ぶりをみせた小林は、難しい風に苦しみながらも予選では99メートルを記録した。
トップ通過は、五輪直前のW杯で優勝しているノルウェーの23歳マリウス・リンヴィクで、100.5メートルで116.7点をマーク。そのほか日本勢は、佐藤幸椰(雪印メグミルク)が10位、小林潤志郎(雪印メグミルク)が26位、中村直幹(フライングラボラトリー)が29位で、全員が予選を突破した。
競技後、「良いジャンプでした」と振り返った日本のエースは、「風掴み次第では、そこ(トライアルで出した距離)までいけるので、そこでもちゃんとテレマークを入れられるようにしたい」と課題を口にした。
日本のジャンプ競技の金メダルは、1998年長野大会の団体が最後。決勝は、日本時間6日20時からだ。
構成●THE DIGEST編集部
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