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男子シングルはネイサン・チェンが完全制覇!日本勢は鍵山が銀、宇野が銅メダル獲得。羽生は4位に浮上 【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.10

4年前の悔しさを晴らしたチェン。(C)Getty Images

 2月10日、北京五輪のフィギュアスケート競技、男子シングルの個人戦のフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 優勝は、SPで世界記録を叩き出したアメリカのネイサン・チェン。『ロケットマン』を躍動感たっぷりに舞った。4回転フリップ+3回転トゥループ、4回転フリップを着氷させると、4回転サルコーは耐えながらおり、4回転ルッツも成功。後半に4回転トゥループ+オイラー+1回転フリップと乱れたが、トリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トゥループを着氷し、4回転ジャンプすべてをおりた。

 FSで218・63点を獲得し、総合332・60点。SP首位に続いてFSでも1位スコアを叩き出し、4年前に悔しい思いをした舞台で、今度は金メダルを手にした。

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男子FSおよび総合の順位は以下。

1、ネイサン・チェン(アメリカ) SP113・97点 FS218・63点 総合332・60点
2、鍵山優真(日本) SP108・12点 FS201・93点 総合310・05点
3、宇野昌磨(日本) SP105・90点 FS187・10点 総合293・00点
4、羽生結弦(日本) SP95・15点 FS188・06点 総合283・21点
5、チャ・ジュンファン(韓国) SP99・51点 FS182・87点 総合282・38点
6、ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP97・24点 FS184・00点 総合281・24点
7、ダニエル・グラッスル(イタリア) SP90・64点 FS187・43点 総合278・07点
8、エフゲニー・セメネンコ(ROC/ロシア) SP95・76点 FS178・37点 総合274・13点
9、ボーヤン・ジン(中国) SP90・98点 FS179・45点 総合270・43点
10、モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP97・98点  FS170・64点 総合268・62点
11、キーガン・メッシング(カナダ) SP93・24点 FS172・37点SB 総合265・31点
12、ケヴィン・エイモズ(フランス) SP93・00点 FS161・80点 総合254・80点
13、デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP85・30点 FS167・41点 総合252・71点
14、アダム・シャオ・イム・ファ(フランス) SP86・74点 FS163・41点 総合250・15点
15、マルク・コンドラチュク(ROC/ロシア) SP86・11点 FS162・71点 総合248・82点
16、マッテオ・リッツォ(イタリア) SP88・63点 FS158・90点 総合247・53点
17、ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP84・79点 FS160・01点 総合244・80点
18、ウラジーミル・リトヴィンツェフ(アゼルバイジャン) SP84・15点 FS155・04点 239・19点
19、アンドレイ・モザリョフ(ROC) SP77・05点 FS156・28点 総合233・33点
20、コンスタンチン・ミリュコフ(ベラルーシ) SP78・49点 FS143・73点 総合222・22点
21、ニコライ・マヨロフ(スウェーデン) SP78・54点 FS142・24点 総合220・78点
22、ドノヴァン・カリーリョ(メキシコ) SP79・69点 138・44点SB 総合218・13点
23、ルーカス・ブリッチギー(スイス) SP76・16点 FS136・42点 総合212・58点
24、イワン・シュムラトコ(ウクライナ) SP78・11点 FS127・65点 総合205・76点

構成●THE DIGEST編集部

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