２月10日、北京五輪フィギュアスケート男子シングルのフリープログラム（FS）が行なわれた。日本のエース羽生結弦は、冒頭で４回転アクセルに挑戦も転倒。それでも美しいパフォーマンスで188.06点、合計283.21点を記録した。

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　８日のショートプログラムでは不運なアクシデントが響き８位と出遅れていた27歳は、この日は17番目に登場。「天と地と」の曲に乗せて、冒頭の４回転アクセルに挑むも転倒。続く４回転サルコーも失敗したが、後半には４回転＋３回転トゥループ、４回転トゥループ＋オイラー＋３回転サルコーのコンビネーションを綺麗に決め、最後には渾身のトリプルアクセルで会場を沸かせた。
  　同演技は多くのファンが見守っていたようで、SNSには「ありがとう羽生くん」「頑張った頑張った」「こんなに美しく強く氷上を舞う人はいない」「世界一美しい」「羽生くんまじ泣けた」「思わず涙が出たよ」「羽生、漢だぜ！」「感動しました」とコメントが殺到している。

　第３Gを終え、羽生は１位につけている。最終グループには、世界王者のネイサン・チェン（米国）や鍵山優真、宇野昌磨らが控えている。

構成●THE DIGEST編集部

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