連日、各競技で熱戦が繰り広げられている北京五輪。スピードスケートのショートトラック競技では不可解な裁定が相次ぎ、開催国である中国の代表チームへの風当たりが強くなった。バッシングの急先鋒となったのが、失格者が続出した韓国のファンやメディアだ。韓国においてショートトラックはお家芸であり、絶大な人気を誇っている。
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そんななか、韓国国内で猛烈な反感を買っている選手がいる。およそ2年前に韓国から中国に国籍変更した男子ショートトラック選手、イム・ヒョジュン(中国名はリン・シャオジュン)だ。地元開催の2018年平昌五輪では1500メートルで金メダルを、500メートルで銅メダルを獲得した21歳の国民的ヒーローは、なぜ母国での名声を失墜させてしまったのか。
事の発端は2019年6月、韓国代表チームの合宿中に起こった「わいせつ行為」だった。練習中にイム・ヒョジュンはなにを思ったか、後輩であるファン・デホンのズボンを引き下ろし、下半身を露わにさせてしまったのだ。
警察当局に起訴されるなどドタバタ劇に発展し、結果的に残ったのは大韓体育会から下された「1年間の資格停止」という重い処分。北京五輪での金メダル奪取を目論むイム・ヒョジュンはこれを不服として、裁判中にも関わらず、なんと中国への帰化申請を決断する。韓国スケート関係者の懸命の留意も跳ねのけて国外に飛び出し、2020年6月に中国側が正式に帰化を認可したのである。
だが、リサーチが甘かったと言うべきか、北京五輪出場は叶わなかった。
国際オリンピック委員会(IOC)が定めるオリンピック憲章には、「国籍変更を行なった選手が異なる国の代表としてオリンピックに出場するためには、最後の国際大会に出場した日から3年が経過しなければならない」という規定がある。イム・ヒョジュンのケースに照らし合わせると、可能なのは「2022年3月11日以降」となってしまう。
韓国側が許せば特例で認められたが、ゴーサインが出るはずもない。結局わずか1か月の差で北京五輪にエントリーできないという、なんともトホホな結末を迎えた。
そうしたわけで、さほど韓国国内でも話題に上っていなかった25歳だが、北京五輪の開幕前後で問題行動を連発して、韓国のファンを大いに刺激しているのだ。
まずは1月27日、中国版のインスタグラム「小紅書」に公式アカウントを開設。中国語で「僕は中国が大好きだから、これからもずっと住み続けるつもりだ。たくさん中国のためにメダルを獲るから期待していて!」と動画メッセージを送って、軽いジャブを放つ。
大バッシングを引き起こしたのは、大会開幕後の2月7日に行なわれた男子ショートトラック1000メートルのレース後だ。準決勝で韓国の選手たちが不可解なジャッジで失格処分となり、最終的に中国の2選手がワンツー・フィニッシュを飾った日である。
この結果を受けてイム・ヒョジュンは「小紅書」を更新。中国カラーである真っ赤なブルゾン&巨大な赤いサングラスで登場して親指を立てると、「中国代表チーム、今大会最初の金メダル獲得おめでとう! さあみんなでもっと応援しましょう」と呼びかけた。韓国メディアは一斉に批判し、「恥を知れ!」「もう帰って来るな!」「心まで中国に売ったのか」「かつての仲間たちに謝れ」など、激高するファンが続出する。
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そんななか、韓国国内で猛烈な反感を買っている選手がいる。およそ2年前に韓国から中国に国籍変更した男子ショートトラック選手、イム・ヒョジュン(中国名はリン・シャオジュン)だ。地元開催の2018年平昌五輪では1500メートルで金メダルを、500メートルで銅メダルを獲得した21歳の国民的ヒーローは、なぜ母国での名声を失墜させてしまったのか。
事の発端は2019年6月、韓国代表チームの合宿中に起こった「わいせつ行為」だった。練習中にイム・ヒョジュンはなにを思ったか、後輩であるファン・デホンのズボンを引き下ろし、下半身を露わにさせてしまったのだ。
警察当局に起訴されるなどドタバタ劇に発展し、結果的に残ったのは大韓体育会から下された「1年間の資格停止」という重い処分。北京五輪での金メダル奪取を目論むイム・ヒョジュンはこれを不服として、裁判中にも関わらず、なんと中国への帰化申請を決断する。韓国スケート関係者の懸命の留意も跳ねのけて国外に飛び出し、2020年6月に中国側が正式に帰化を認可したのである。
だが、リサーチが甘かったと言うべきか、北京五輪出場は叶わなかった。
国際オリンピック委員会(IOC)が定めるオリンピック憲章には、「国籍変更を行なった選手が異なる国の代表としてオリンピックに出場するためには、最後の国際大会に出場した日から3年が経過しなければならない」という規定がある。イム・ヒョジュンのケースに照らし合わせると、可能なのは「2022年3月11日以降」となってしまう。
韓国側が許せば特例で認められたが、ゴーサインが出るはずもない。結局わずか1か月の差で北京五輪にエントリーできないという、なんともトホホな結末を迎えた。
そうしたわけで、さほど韓国国内でも話題に上っていなかった25歳だが、北京五輪の開幕前後で問題行動を連発して、韓国のファンを大いに刺激しているのだ。
まずは1月27日、中国版のインスタグラム「小紅書」に公式アカウントを開設。中国語で「僕は中国が大好きだから、これからもずっと住み続けるつもりだ。たくさん中国のためにメダルを獲るから期待していて!」と動画メッセージを送って、軽いジャブを放つ。
大バッシングを引き起こしたのは、大会開幕後の2月7日に行なわれた男子ショートトラック1000メートルのレース後だ。準決勝で韓国の選手たちが不可解なジャッジで失格処分となり、最終的に中国の2選手がワンツー・フィニッシュを飾った日である。
この結果を受けてイム・ヒョジュンは「小紅書」を更新。中国カラーである真っ赤なブルゾン&巨大な赤いサングラスで登場して親指を立てると、「中国代表チーム、今大会最初の金メダル獲得おめでとう! さあみんなでもっと応援しましょう」と呼びかけた。韓国メディアは一斉に批判し、「恥を知れ!」「もう帰って来るな!」「心まで中国に売ったのか」「かつての仲間たちに謝れ」など、激高するファンが続出する。