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「数分でも話せて嬉しかった」羽生結弦との邂逅に欧州王者が歓喜!挑戦中の5回転サルコーは「上手くできていない」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.17

かねてより羽生(左)への憧れを公言しているコンドラチュク(右)。母国メディアの取材に対して「一番尊敬している」と改めて語った。(C)Getty Images

かねてより羽生(左)への憧れを公言しているコンドラチュク(右)。母国メディアの取材に対して「一番尊敬している」と改めて語った。(C)Getty Images

 五輪3連覇という偉業こそ叶わなかったものの、史上初の4回転半ジャンプ(クアドアクセル)に挑戦し、世界初の認定を受けた羽生結弦(ANA)。前人未到の領域にチャレンジし続けるその姿勢には、他国のフィギュアスケーターからも尊敬の眼差しが送られている。

【PHOTO】日本のアイス・プリンス!羽生結弦のシニアデビューから現在をプレイバック!

 男子選手の中でも羽生の存在に大きな影響を受けているひとりが、18歳のマルク・コンドラチュク(ロシアオリンピック委員会=ROC)だ。今大会は男子シングル15位と振るわなかったが、今季のロシア選手権、欧州選手権で優勝している。そんな彼のインタビュー記事が16日、ロシアメディア『matchtv.ru』に掲載された。

 今大会の練習では、5回転サルコーに挑戦する姿も見せていたコンドラチュク。その完成度については「まだあまり上手くできていない」と正直に明かしつつも、「ただ、フィギュアスケートの発展というのはこういうものだと思い、挑戦してみることにした」と経緯を語っている。
 
 さらに、羽生の話題について振られると、「私の大好きなスケーターだ」と話したうえで、「ほんの数分でも同じリンク上に立って話ができたのは、ただただ嬉しかった」と今大会の思い出をコメント。「彼は本当に素敵な人なんだ。僕が一番尊敬しているのは彼だと思う」と絶賛の言葉を並べたという。

 先日も羽生とのツーショットを公式インスタグラムに公開し、「史上最高のフィギュアスケーターと一緒に!」とうれしそうな様子だったコンドラチュク。日本のアイス・プリンスから得た刺激を糧に、さらなる進化を果たせるか。羽生の今後はもちろん、台頭する次世代の動向からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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