2月18日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は、3.26、3.27の両国国技館2連戦にKAIRIが参戦すると発表した。
KAIRIはスターダム3期生として2012年1月にデビュー(当時は宝城カイリのリングネーム)。その後は団体屈指の実力者となると、“赤いベルト”ワールド・オブ・スターダム王座、“白いベルト”ワンダー・オブ・スターダム王座、タッグのゴッデス・オブ・スターダム王座、6人タッグのアーティスト・オブ・スターダム王座といったスターダムの主要タイトルを総ナメにするなど活躍した。
2017年6月末にアメリカの団体「WWE」と契約。NXT女子王座を獲得したのを皮切りに、アスカとの日本人タッグチーム「ザ・カブキ・ウォリアーズ」では、WWE女子タッグ王座を奪取。WWE日本公演でも凱旋マッチを行なうなど精力的に活躍を続けたが、2020年7月末にWWE離脱を表明。その後はしばらくWWEの管轄下にあったものの、今年2月上旬に契約がクリアとなり、かねてから調査を進めていた古巣のスターダムと両国大会への参戦で合意した。
18日に行なわれた会見でKAIRIは、「宝城カイリでもなく、カイリ・セインでもなく、KAIRIです」とあらためて挨拶。さらに「コンディションは今までのなかで一番いい」と自信を口にした33歳は、対戦相手に中野たむを指名。ここでたむとタッグを組むウナギ・サヤカが「誰だ、お前! 私が査定してやる」と上から目線で言い放つ。
しかし、これにKAIRIは動じない。「ぜひ査定して欲しい。パートナーは…スターダム3人娘の先輩、岩谷麻優で」と語り、岩谷とのタッグで、たむ&ウナギのコズミックエンジェルスとの対戦を宣言した。
興味深い復帰戦が実現し、余裕を漂わせたKAIRI。しかし、フォトセッション中には、刀羅ナツコ、渡辺桃、スターライト・キッドの大江戸隊に急襲されてしまう。
「今さら何しに帰って来た?」
「オメエがよ!WWEでどれだけ活躍したかなんて、ウチらには関係ないし、今のスターダムはここにいる大江戸隊が支配してるんだよ!オメエも大江戸隊に潰されたいのか?」
そう罵倒されたKAIRIだが、「あれが大江戸隊? 人の会見でああやって入って来るんだね。いいね! 私もちょっと触れたかったし、ああやって調子に乗ってるキッちゃん、ナツコ、桃、いいね! 嫌いじゃない。絶対、私がお仕置きをして、真の強さは何か?証明したいと思います」と制裁を誓った。
スターダムにとっては、WWEで世界的な知名度を得たKAIRIの参戦はPPVをはじめとする海外戦略の大きな戦力となるのは、必至だ。実際、KAIRI参戦と予告せずに行なわれたこの会見を生中継したYouTubeでは、同時閲覧7000人をマークするなど、小さくない効果が出ている。
いまのスターダムの選手は意欲的なタイプが多いだけに、KAIRIと絡みたがる選手も少なくないだろう。両国以降の展開も含めて注目していきたい。
取材・文●どら増田
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KAIRIはスターダム3期生として2012年1月にデビュー(当時は宝城カイリのリングネーム)。その後は団体屈指の実力者となると、“赤いベルト”ワールド・オブ・スターダム王座、“白いベルト”ワンダー・オブ・スターダム王座、タッグのゴッデス・オブ・スターダム王座、6人タッグのアーティスト・オブ・スターダム王座といったスターダムの主要タイトルを総ナメにするなど活躍した。
2017年6月末にアメリカの団体「WWE」と契約。NXT女子王座を獲得したのを皮切りに、アスカとの日本人タッグチーム「ザ・カブキ・ウォリアーズ」では、WWE女子タッグ王座を奪取。WWE日本公演でも凱旋マッチを行なうなど精力的に活躍を続けたが、2020年7月末にWWE離脱を表明。その後はしばらくWWEの管轄下にあったものの、今年2月上旬に契約がクリアとなり、かねてから調査を進めていた古巣のスターダムと両国大会への参戦で合意した。
18日に行なわれた会見でKAIRIは、「宝城カイリでもなく、カイリ・セインでもなく、KAIRIです」とあらためて挨拶。さらに「コンディションは今までのなかで一番いい」と自信を口にした33歳は、対戦相手に中野たむを指名。ここでたむとタッグを組むウナギ・サヤカが「誰だ、お前! 私が査定してやる」と上から目線で言い放つ。
しかし、これにKAIRIは動じない。「ぜひ査定して欲しい。パートナーは…スターダム3人娘の先輩、岩谷麻優で」と語り、岩谷とのタッグで、たむ&ウナギのコズミックエンジェルスとの対戦を宣言した。
興味深い復帰戦が実現し、余裕を漂わせたKAIRI。しかし、フォトセッション中には、刀羅ナツコ、渡辺桃、スターライト・キッドの大江戸隊に急襲されてしまう。
「今さら何しに帰って来た?」
「オメエがよ!WWEでどれだけ活躍したかなんて、ウチらには関係ないし、今のスターダムはここにいる大江戸隊が支配してるんだよ!オメエも大江戸隊に潰されたいのか?」
そう罵倒されたKAIRIだが、「あれが大江戸隊? 人の会見でああやって入って来るんだね。いいね! 私もちょっと触れたかったし、ああやって調子に乗ってるキッちゃん、ナツコ、桃、いいね! 嫌いじゃない。絶対、私がお仕置きをして、真の強さは何か?証明したいと思います」と制裁を誓った。
スターダムにとっては、WWEで世界的な知名度を得たKAIRIの参戦はPPVをはじめとする海外戦略の大きな戦力となるのは、必至だ。実際、KAIRI参戦と予告せずに行なわれたこの会見を生中継したYouTubeでは、同時閲覧7000人をマークするなど、小さくない効果が出ている。
いまのスターダムの選手は意欲的なタイプが多いだけに、KAIRIと絡みたがる選手も少なくないだろう。両国以降の展開も含めて注目していきたい。
取材・文●どら増田
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