2月18日、北京五輪のカーリング女子準決勝で、日本代表のロコ・ソラーレはスイスと対戦。8-6で勝利して、イギリスとの決勝進出を果たした。
【北京五輪PHOTO】2大会連続でメダル獲得を狙うカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」!
前日の試合で4-8と完敗を喫した相手にふたたび挑む形となった一戦。一進一退の攻防が続いたなかで日本にチャンスが訪れたのは第5エンドだ。
藤澤五月が投じたラストショットは、スイスの二つのストーンをハウスからはじき出すダブルテイクアウトとなり、一挙に4点を奪取。このゲームで初めてリードを奪うと、その後は1点差に迫られながらも、集中を切らさずに最終エンドまで主導権を握り続けた日本は、史上初の銀メダル以上を確定させた。
この快挙には同じアジアのメディアからも驚きの声が上がっている。シンガポールを拠点とするニュースネットワーク『CNA』は、「4位で準決勝に辿り着いた日本は、ナショナル・アクアティクス・センターでスイスを逆転し、このスポーツで初のオリンピック決勝に進出した」と報じ、「日本は世界チャンピオンのスイスを混乱させた」と絶賛した。
さらに日本を「サプライズファイナリスト」と評した同メディアは、「サツキ・フジサワをはじめとする日本チームは、驚くべき番狂わせを完成させたのである」とレポートしている。
前日の敗戦により、準決勝での戦いを前に敗退の可能性もあったなか、巡ってきたチャンスを手放さず、強豪スイスにリベンジを果たした。とりわけ、この準決勝ではショットやスイープなど、全選手のプレーが最後まで正確さを失わず試合をリードできた点が大きな勝因となった。
世界王者スイスを破り、決勝では五輪での優勝経験のある伝統国イギリスと相まみえる。スコットランド発祥の競技で、初の金メダルを賭ける決戦は、これまで発揮してきた粘り強さとともに、日本らしい積極果敢な戦いを期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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前日の試合で4-8と完敗を喫した相手にふたたび挑む形となった一戦。一進一退の攻防が続いたなかで日本にチャンスが訪れたのは第5エンドだ。
藤澤五月が投じたラストショットは、スイスの二つのストーンをハウスからはじき出すダブルテイクアウトとなり、一挙に4点を奪取。このゲームで初めてリードを奪うと、その後は1点差に迫られながらも、集中を切らさずに最終エンドまで主導権を握り続けた日本は、史上初の銀メダル以上を確定させた。
この快挙には同じアジアのメディアからも驚きの声が上がっている。シンガポールを拠点とするニュースネットワーク『CNA』は、「4位で準決勝に辿り着いた日本は、ナショナル・アクアティクス・センターでスイスを逆転し、このスポーツで初のオリンピック決勝に進出した」と報じ、「日本は世界チャンピオンのスイスを混乱させた」と絶賛した。
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前日の敗戦により、準決勝での戦いを前に敗退の可能性もあったなか、巡ってきたチャンスを手放さず、強豪スイスにリベンジを果たした。とりわけ、この準決勝ではショットやスイープなど、全選手のプレーが最後まで正確さを失わず試合をリードできた点が大きな勝因となった。
世界王者スイスを破り、決勝では五輪での優勝経験のある伝統国イギリスと相まみえる。スコットランド発祥の競技で、初の金メダルを賭ける決戦は、これまで発揮してきた粘り強さとともに、日本らしい積極果敢な戦いを期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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