悲願の五輪ファイナルの舞台に立ったカーリング女子日本代表のロコ・ソラーレ。惜しくも金メダルには届かなかったが、銀メダルに輝いた彼女たちへの賛辞は止む気配がない。
【北京五輪PHOTO】表彰式では笑顔も！銀メダルを獲得したカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」

　3－10で敗れたに試合後には、「正直、結構悔しい想いはある」（鈴木夕湖）や「こんな悔しい表彰式ってあるんだなって思ってます」（藤澤五月）など、日本の選手たちから無念の言葉が溢れ出たが、そんな本人たちの想いとは裏腹に、海外メディアは史上初の決勝進出という快挙を成し遂げた日本を称える。英公共放送『BBC』は、決戦の内容を伝える速報において、こう記した。
  「日本の選手たちは、自分たちの思い通りにならなかったにもかかわらず、最後まで笑顔だった。彼女たちのフェアプレーは誇りに思うべきだ。潔く負けを認め、銀メダルを喜ぶ姿は素晴らしい」

　さらに同メディアは、「ミスも目立ってしまった日本。彼女たちが第７エンド以降に逆転するには奇跡が必要だった」と分析したうえで、「最後まで粘りを見せたうえで、イギリスの勝利を認めた偉大な対戦相手だった」と賛辞を贈った。

　平昌五輪で銅メダルを手にしてから４年で銀メダルを掴んだロコ・ソラーレ。着実に進化を遂げてきた日本の精鋭たちは、2026年のミラノ・コルティナ五輪で悲願の金メダルを手にできるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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