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ゴルフ

いよいよ開幕の国内女子ゴルフは稲見萌寧の独壇場か? 今季から始まる新システム、対抗馬の存在を徹底分析!

山西英希

2022.03.01

圧倒的な活躍で昨季を盛り上げた稲見だが、慢心する様子はまったくない。(C)Getty Images

圧倒的な活躍で昨季を盛り上げた稲見だが、慢心する様子はまったくない。(C)Getty Images

 3月3日の『ダイキンオーキッドレディス』で、いよいよ開幕を迎える国内女子ツアー。2020年と21年シーズンは新型コロナの影響で統合されたが、22年は3年ぶりの単年シーズンとなる。

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 したがって、今季は全38試合での争いとなるが、昨年までと大きく異なる点は、メルセデスランキングの単一採用だ。昨季は賞金ランキングとメルセデスランキングのどちらか一方で上位50人に入っていればシード権を与えられたが、今季からはメルセデスランキングのみが対象となる。

 これにより、大会の賞金総額によって左右されていた獲得賞金の格差はなくなる。つまり、賞金総額1億円の大会だろうと、6000万円の大会だろうと、優勝してもらえるポイント(P)は同じだけ与えられるのだ。

 ただ、今度は大会日数やグレードによって配分Pが変わってくる。3日間大会で優勝すると200Pだが、4日間大会だと300P、公式競技は400P、海外メジャーだと800Pとなっている。

 また、その年の女子プロナンバーワンとなるのは賞金女王ではなく、メルセデスランキング1位の選手であり、4年の複数年シードが与えられる。当然、どの選手も1位の座を目指す。
 
 そんな新システム元年となる今季、年間1位の座を獲得するのは果たして誰になるか。これがシーズン最大の見どころになるが、順当に考えれば昨季9勝を挙げ、賞金女王に輝いた稲見萌寧が本命だろう。

 現在の彼女は、平均ストロークが70.0514で1位、パーオン率も75.77パーセントで1位、パーブレーク率も20.83パーセントで1位。課題だったパッティングでもパーオンホールでの平均パット数が1.767で2位、トータルドライビングでも3位と穴がない。

 唯一心配なのはシーズン終盤に痛めた腰痛だが、それも今年から新しいトレーナーとの契約で対応している。そして、何よりも慢心がない点が稲見の何よりの強みでもある。

 今年の1月に記者会見を行なった際、不動裕理が作った年間10勝に挑戦してはどうかという質問があった。だが、彼女はそれをあっさりと却下。そして「今年の目標はまず1勝を挙げること。今の国内女子ツアーは強敵ばかりですからね。2勝できれば上出来ですよ」と冷静に分析していたのだ。

 確かにツアー全体のレベルは年々上がっている。仮に昨年と同じ実力でシーズンを迎えた場合、間違いなく成績は大きく下がるだろう。稲見自身もそのことを理解していただけに、このオフも厳しいメニューを自分に課したことが予想される。
 
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