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2022年型F1マシンのカラーリングを蘭専門メディアが格付け!角田裕毅のアルファタウリは何位?

THE DIGEST編集部

2022.03.08

アルファタウリの新車は「このチームの車は常に味わいがある」と評価された。(C)Getty Images

アルファタウリの新車は「このチームの車は常に味わいがある」と評価された。(C)Getty Images

 F1各チームの2022年型マシンはすでにお披露目を終えており、先月の合同テストではそれぞれが走行を重ね、間もなく始まるバーレーンでの最終テスト(10~13日)、そして来週からのシーズン開幕に向けて調整を進めている。

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 バルセロナの合同テストでは、アルファロメオが仮の奇抜なカラーリングを装い、またハースがロシアのウクライナ侵攻を受けてカラーリングを大幅に変更(ロシアカラーやメインスポンサーだった「ウラルカリ」のロゴの削除)したが、それ以外は今季のデザインで一堂に会し、アルファロメオも後に正式なカラーリングを披露した。

 各国のメディアは、これら10チームの空力デザイン、もしくは車の性能やポテンシャルについての分析などを行ない、新シーズンのチャンピオンシップの動向を探ろうとしているが、オランダの専門サイト『GPFANS』はカラーリングに注目し、独自の見解でランク付けもしている。

 下から順番に見てみると、最下位はハース。もっとも、前述の通り急遽スポンサーが離れたことでボディはほぼ真っ白の状態であり、評価のしようがないというのが正直なところだろう。その意味で、現時点での実質的な最下位(9位)はアルピーヌで、こちらは変わらず美しい伝統のブルーを基調としているが、新スポンサー「BWT」のカラーであるピンクを加えるという「妥協をしなければならなかった」(同メディア)ため、ややアンバランスなものとなった。なお、今季開幕の2戦ではオールピンクの車が走行する予定である。

 8位はアルファロメオだが、同メディアは「ほとんど印象に残らない、独創性のなさ」という酷評ぶり……。続く7位はマクラーレンで、「昨季のモナコ・グランプリでセンセーションを巻き起こした『ガルフカラー』に可能な限り近づけたいと考えたが……」と綴られており、十分ではなかったという印象を窺わせる。
 
 6位はレッドブル。カラーリングは伝統的なもので特に変わり映えはしないものの、同メディアによれば、新たな空力デザインでの美しいレンダリングのインパクトがあまりに強かったことで、高評価になっているようだ。そして、このチームを上回ったのが“姉妹”関係のアルファタウリだ。「ピエール・ガスリーとユウキ・ツノダの新型車は、これまで通りのカラーを採用しているが、このチームの車は常に味わいがある」とポジティブに評されている。

 4位は今季より根本的にカラーリングが変わったウィリアムズ。オールドファンからは1990年代に参戦したシムテックを思い出させるという意見もある新型車は、「より優雅で、輝かしかった時代を彷彿とさせる色味」であるという。3位は昨季のコンストラクターズチャンピオンのメルセデスで、「シルバーアロー」の復活が強い印象を与えたようだ。

 2位はアストンマーティン。こちらは「英国の優雅さがあり、このレーシンググリーンがこのシングルシーターに全ての魅力を与える」と絶賛。なお、今季のセーフティーカーも同色のアストンマーティン「ヴァンテージ」である。そして1位は、合同テストでも好調ぶりを見せたフェラーリ。同メディアは「コース上での勇気あるパフォーマンスは別にしても、2022年の最も美しいF1の栄誉を勝ち取ったのは明らかだ」と、もはや理由は語るまでもない、ということである……。

構成●THE DIGEST編集部


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