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五輪銀のトゥルソワが陸上の跳躍系に興味!「ジャンプするだけの種目がいい」4回転ジャンプ5本の“身体能力”で挑戦か

THE DIGEST編集部

2022.03.14

北京五輪では4回転ジャンプを5本跳んだトゥルソワだが、2位で終わった。(C)Getty Images

北京五輪では4回転ジャンプを5本跳んだトゥルソワだが、2位で終わった。(C)Getty Images

 北京五輪のフィギュアスケート女子シングルで銀メダルを獲得したアレクサンドラ・トゥルソワ。ショートプログラムでは4位と出遅れたが、フリースケーティング(FS)では4回転ジャンプ5本の構成で巻き返しを図った。だが同じエテリ・トゥトベリーゼ氏の門下生であるアンナ・シェルバコワの後塵を拝し、準優勝。

 メダルの色が決定した際には、悔しさを露わにした彼女は「セレモニー(メダル授与式)には出ない」「もうアイスには戻らない」「このスポーツが大嫌い!」と人目をはばからず号泣した。

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 そんな彼女は現地時間3月13日、フィギュアスケートを始める原点となったリャザンのリンクにて開かれたイベントに参加。子どもたちにステップやジャンプの基本動作を指導した。

 五輪後初めて公の場に姿を見せた彼女はロシア通信社『TASS』の取材に応じ、「走高跳びか、走幅跳び、棒高跳びに挑戦してみたい。ジャンプするだけの種目がいい」と陸上競技に興味を示し、「新体操やアーティスティックスイミングは観るのは好きだけど、やりたいとは思わない」と話した。
 
 チャンネル・ワン杯(3月24~27日)への出場に関しては、「オリンピックが終わったばかりで、演技をすることはできない。気持ちを切り替えて臨むなんて、私にはとても難しく感じられます。それくらいオリンピックはハードだった」と明かしたトゥルソワ。

 男子顔負けの超高難度ジャンプを披露するなど抜群の身体能力を誇る彼女は、果たして陸上に挑戦するだろうか。彼女の今後の動向に目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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