ウクライナのフィギュアスケーターのアナスタシア・シャボトワが、プーチン支持派として追放された。
シャボトワは先月の北京五輪に女子シングルとして唯一ウクライナ代表として出場した16歳。ロシアのモスクワで生まれ育った彼女は、母の母国であるウクライナの国旗の下で戦うことを決意し、2019年に国籍を変更。現在は、ロシアとウクライナの両方に練習拠点を置きトレーニングに励んでいる。
ロシア軍のウクライナ侵攻が進むなか、彼女はウクライナ国民には“タブー”とされる行動をとってしまった。ウクライナのスポーツ専門メディア『sport.unian』によれば、シャボトワは、ロシアのフィギュアスケート界の英雄であり、今やプーチン大統領を支持することで知られるエフゲニー・プルシェンコのSNSの投稿に「いいね!」で反応したという。
ウクライナのスケーターが「いいね!」を押したのは、3月15日のプルシェンコの投稿で、「僕は我が国と国民を心底誇りに思っているし、僕にはロシア人としての誇りがある」と自撮り動画をアップしたものだ。
罪のない犠牲者が日に日に増える戦況で、彼女の行動は許しがたいものとウクライナのフィギュアスケート連盟は判断。同連盟のダニール・アミルハノフ副会長は、「ウクライナ青年スポーツ省の命令で代表チームから除名しました」と世界選手権メンバーから外したことを説明した。
今回の16歳がとった行動の真意は定かではないが、言動ひとつで敵と判断されかねない世の中となっていることを物語っている。
構成●THE DIGEST編集部
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ロシア軍のウクライナ侵攻が進むなか、彼女はウクライナ国民には“タブー”とされる行動をとってしまった。ウクライナのスポーツ専門メディア『sport.unian』によれば、シャボトワは、ロシアのフィギュアスケート界の英雄であり、今やプーチン大統領を支持することで知られるエフゲニー・プルシェンコのSNSの投稿に「いいね!」で反応したという。
ウクライナのスケーターが「いいね!」を押したのは、3月15日のプルシェンコの投稿で、「僕は我が国と国民を心底誇りに思っているし、僕にはロシア人としての誇りがある」と自撮り動画をアップしたものだ。
罪のない犠牲者が日に日に増える戦況で、彼女の行動は許しがたいものとウクライナのフィギュアスケート連盟は判断。同連盟のダニール・アミルハノフ副会長は、「ウクライナ青年スポーツ省の命令で代表チームから除名しました」と世界選手権メンバーから外したことを説明した。
今回の16歳がとった行動の真意は定かではないが、言動ひとつで敵と判断されかねない世の中となっていることを物語っている。
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