フランス・モンペリエで開催中の世界フィギュアスケート選手権にて、また新たな物議が広がっている。

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　現地時間３月24日、ISU（国際スケート連盟）は公式ツイッターを更新。国際映像のなかで、元ペアの2015、16年世界チャンピオン、ミーガン・デュアメル氏（カナダ）を侮辱する発言があったとし、英コメンテーターのサイモン・リード氏、ニッキー・スレーター氏に追放処分を下した。

　引退後にコーチへ転向し、木原龍一＆三浦璃来（木下グループ）組を指導するひとりとしても知られるデュアメル氏。カナダ放送局『CBC』によると、マイクがオフだと思い込んでいたリード氏が侮辱的な発言をし、それを聞いていたスレーター氏が笑う声も流れしまったという。 　これに発言に対し、ISUは「ショックを受けている」と断じたうえで、「いかなる差別的、偏見的な発言も強く非難する」と声明を発表。「今後両者ともISUのフィギュアスケート競技を担当することはない」と処分内容を伝え、今後へ向けて内部調査を行なう姿勢を示した。

　一方、この発言を受けたデュアメル氏は、公式ツイッターに「サイモン・リードとISU会長から個人的な謝罪を受けた」と報告。そのうえで、「現時点で公的な謝罪は必要ないと考えている」と自らの姿勢を表明。「彼らの謝罪に感謝し、敬意を表する」と締めくくっている。

構成●THE DIGEST編集部

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