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「パワフルで芸術的だ」世界女王となった坂本花織に米賛辞!元米代表からも「真のチャンピオン」と絶賛の声

THE DIGEST編集部

2022.03.26

金メダルとともに喜びをかみしめる坂本。再び自己ベストを更新する堂々たる滑りだった。(C)Getty Images

 現地時間3月25日、大会3日目を迎えたフィギュアスケートの世界選手権(フランス・モンペリエ)は、女子シングルのFS(フリースケーティング)が行なわれ、SP(ショートプログラム)で80・32点で首位に立っていた坂本花織(シスメックス)が、155・77点、総合236・09点をマークし、日本女子6人目の同大会優勝を決めた。

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 先の北京五輪で銅メダルを獲得し、いい流れで今大会を迎えていた坂本。この日は、冒頭のダブルアクセルを着氷すると、スピード感のあるダイナミックなスケーティングで全ジャンプを決め、右拳で力強くガッツポーズ。SP、FS、合計のすべてで自己ベストを更新する圧巻の勝利となった。

 世界の頂点に立った21歳には、海外からも賛辞が贈られている。米スポーツ専門メディア『Bally Sports』のマギー・ヘンドリックス記者は、「力強く、パワフルで芸術的だ」と称賛したうえで、「彼女のジャンプは、決してごまかしがきかない」とツイートしている。

 また、ソチ五輪女子シングル代表で、2015年四大陸選手権に優勝しているポリーナ・エドモンズ氏(アメリカ)も、公式ツイッターで反応。「真のチャンピオンだ」と祝福のメッセージを送っており、坂本の止まらない活躍ぶりは、世界にも反響を広げているようだ。

 なお、樋口新葉(明大)は総合188・15点で11位、河辺愛菜(木下アカデミー)は同182・44点の15位に終わっている。

構成●THE DIGEST編集部

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