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モータースポーツ

海外メディアから同情の声が続々。走行前リタイアの角田裕毅に採点「7」の高評価も!西紙は信頼性欠如で「ホンダ」を酷評

THE DIGEST編集部

2022.03.30

第2戦は予選、決勝ともに走行できなかった角田。次の豪州GPで真価を見せたい。(C) Getty Images

第2戦は予選、決勝ともに走行できなかった角田。次の豪州GPで真価を見せたい。(C) Getty Images

 F1サウジアラビア・グランプリでは各セッションでマシントラブルに見舞われ、予選、決勝ともに走行できずに終わったアルファタウリの角田裕毅。フリー走行では良いパフォーマンスを発揮していただけに、失意に満ちた週末となった。

 昨季の2戦目は意気込みが空回りして各セッションでスピンを繰り返し、開幕戦で得た自信を一気に失ってしまったが、今回はメカニカルな問題によってコースで勝負することすら叶わず……これには、海外の多くのメディアも同情を示したほどである。

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 また、10点満点の採点による評価でも、ほとんどのメディアがやはり採点なし。ここで紹介する中では、スペインの専門メディア『F1i.com』が唯一「7」の高採点を与え、寸評では以下のように綴っている。

「信頼性の欠如という災難に見舞われ、レースの24時間前(予選)から排除されたドライバーを評価するのは簡単なことではないが、FP2ではトップ10に入り、チームメイトのピエール・ガスリーよりも速さを見せた。エンジンのコンポーネントを交換したものの、予選で再び小悪魔が悪さをし、スタッフが徹夜で働いても、日曜日はグリッドにすら着けず……ピエール・ガスリーは8位入賞を果たしており、まともな車であれば、角田がより良い結果を残したかもしれない。残念である」

ちなみに、他のメディアはそれぞれ以下のように、角田の週末を振り返っている。

「採点なしというケースは滅多にないが、角田はウォーターシステムのトラブルによって予選でタイムアタックができず、決勝では油圧の低下によってスタートすらできなかった。フリー走行(FP)では良いペースで走ることができたが、予選やレースで“真剣”に走る場面に参加できなかったことで、彼の評価する判断材料は十分ではない」(英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』)

「様々な技術的要因により、予選、レースともに参加することができなかった。角田にとっては忘れるべき週末だ」(英国のF1専門サイト『CRASH』)

「土曜、日曜ともにトラブルに見舞われたことで、角田はジェッダで一度も予選でフライングラップを行なうことなく、グリッドにも到達できずに、ランオフエリアに車を停めた」(英国のF1専門サイト『planetf1』)

「ユウキのレースは始まる前から終わりを迎えていた。彼はメルボルン(次戦のオーストラリアGP)が待ち遠しくて仕方がないだろう」(英国の日刊紙『EXPRESS』)

「あわれなユウキは予選でラップ数ゼロに終わり、そこから決勝でのラップ数ゼロに続いた。若い日本人にとって、このようなジェッダの週末は期待したものとは全く違っていた」(英国のスポーツ専門サイト『sportskeeda』)
 
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