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バレーボール

「規格外」「とんでもない打球」ミラノ石川祐希を現地解説者も大絶賛! プレーオフ準々決勝敗退も今季最高の内容を披露し、シーズン最終局面へ

THE DIGEST編集部

2022.04.05

プレーオフは準々決勝で敗退となったミラノだが、石川はハイパフォーマンスで奮闘。5位決定戦で来季の欧州出場権を狙う。(C) Getty Images

プレーオフは準々決勝で敗退となったミラノだが、石川はハイパフォーマンスで奮闘。5位決定戦で来季の欧州出場権を狙う。(C) Getty Images

 現地時間4月3日、イタリアセリエA2021-22シーズンのプレーオフ準々決勝第2戦が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがホームでレオシューズ・ペルキンエルメル・モデナと対戦。セットカウント2-3(25-17、14-25、25-22、18-25、13-15)で、大接戦の末に惜しくも敗れ準決勝進出を逃した。

 3試合制で先に2勝したチームが準決勝へ進出するプレーオフ。第1戦を落としたミラノは、第3戦へ持ち込むために勝利が必須。その決戦に石川は先発出場した。

 新型コロナウィルス感染拡大が始まって以来、続いていた入場規制が2年ぶりに解除され、入場口で長蛇の列を作るサポーターの姿が見られた本拠地アリアンツ・クラウド。クラブの悲願であり、自身のシーズン目標でもある準決勝の舞台へ望みをつなぎたい石川は、まずブロックアウトでホーム戦をスタートさせる。さらに、鮮やかなレフト攻撃、エースや東京五輪金メダリストのイアルバン・ヌガペト(フランス代表)が放った強打をブロックで阻止するなど、6得点を挙げて大量リードに貢献。終盤に若き司令塔パオロ・ポッロの3連続エースで突き放して、ミラノが大差でセット先取した。
 
 ところが、第2セットは形勢が逆転。第1戦で敗因のひとつとなったニミール・アブデルアジズ(オランダ代表)のサーブに手を焼いて序盤に3連続失点すると、リズムを取り戻せないままモデナにセットを譲り渡した。

 第3セットが始まると、およそ3,000人の観客の前で再び石川がチームをけん引する。完璧なバックアタックでリードを広げ、定評のある2段トスでも追加点を引き出す。圧巻だったのはモデナの追い上げムードを断ち切った中盤のプレーだ。空中で相手ブロックを巧みに外した一打に続き、ラリーで超速弾を鋭い角度へ叩きこみ2連続得点。これで勢いに乗ったミラノが2セット目を奪い王手をかける。

 しかし、続く第4セットは終始追いかける展開に。石川はボールを追ってオフィシャル席に激突するなど、開始から闘志あふれる守備でチームを鼓舞。タッチネットを誘うバックアタックやブロック2本を成功させて攻撃でも奮闘するが、決着はフルセットへ。

 突入した最終セット、2点ビハインドでコートチェンジを迎えたミラノは、ユーリ・ロマノがエース2本、主将マッテオ・ピアノがブロックを決め、イタリア代表2人の3連続得点で終盤に同点とする。勝利まであと2点に迫ったミラノだったが、モデナの経験値に半歩及ばず2時間1分の戦いに敗れてプレーオフを終えた。
 
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