先の世界フィギュアスケート選手権・女子シングルで銅メダルに輝いたアリサ・リュウ（アメリカ）が、16歳での現役引退を表明した。日本時間４月10日、自身のインスタグラムで明かしている。
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　中国にルーツを持つリュウは、2019年に史上最年少の13歳で全米選手権を制覇。ジュニアの国際大会で好成績を収めると、満を持して2021―22シーズンに国際舞台でもシニアデビューを果たした。なんとか北京五輪への出場権を獲得すると、本大会では堂々の７位入賞。３月にフランス・モンペリエで開催された世界選手権でも３位に食い込むなど、充実のシーズンを終えたばかりだった。

　リュウは「ヘーーーイ！私はスケートから引退することを発表します」と明るく切り出し、「５歳でスケートを始めて、アイスの上での11年間は本当に凄まじいものでした。良いことも悪いこともたくさんです」と熱い想いを吐露。それでも、「自分のスケートキャリアにはすごく満足しています。スケートに関しては達成感があって、これからは次の人生に進みたいと考えています」と続けた。
 
　今後については、「家族や友人、そして勉強により多くの時間を費やしたい」と話し、「私が想像していたよりもたくさん、スケートから人生について学ぶことが多かったです。スケートをしていて本当に良かった」と感謝を込めた。

　フォロワー数が８万2000を超えるインスタのコメント欄には、祝福や賛辞、惜別などさまざまなメッセージが殺到。リュウは長文のメッセージとともに、スケートを始めた幼少期から現在に至るまでの思い出ショット10枚を投稿している。

　リュウは現在、「スターズ・オン・アイス」に出演するため来日中。今日日曜日は東京公演の最終日で、パフォーマンス後になにかしらのコメントを発してくれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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