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格闘技・プロレス

「ムラタを倒して世界最高だと証明した」大一番決定のゴロフキンに高まる“絶対王者撃破”の期待感! 一方でカネロは――

THE DIGEST編集部

2022.05.26

3度目のマッチアップが正式決定したゴロフキン(左)とカネロ(右)。この両雄の対決には、世界から熱視線が注がれている。(C)Getty Images

3度目のマッチアップが正式決定したゴロフキン(左)とカネロ(右)。この両雄の対決には、世界から熱視線が注がれている。(C)Getty Images

 今年4月9日に日本列島を沸かせたベテランファイターが自らの念願を叶えた。

 現地時間5月24日、英ボクシングプロモート大手の『Matchroom』社は、9月17日にボクシング4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(メキシコ)とWBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)によるタイトルマッチを行なうと発表した。場所は未定ながら、両雄にとっての3度目の対決に早くもムードは高まっている。
【動画】「あなたはチャンプだ」ゴロフキンが村田にガウンを渡したシーンをチェック

 何よりも闘志を燃やしているのは、おそらくゴロフキンだ。17年の初対戦で引き分け、そして1年後の再戦では際どいジャッジによる判定負けを喫していた40歳のベテラン戦士は、日本で実現した村田諒太(帝拳)との2団体王座統一戦に勝利。満を持して、カネロ(アルバレスの愛称)へのリマッチを誓っていた。

 ゴロフキンにとっては、キャリアの終盤に訪れたビッグマッチだ。それだけにカードの正式発表後から現地メディアで話題沸騰となった。

 米紙『Seattle Times』は、カザフスタンの英雄が、18年のカネロ戦で敗れてから3戦しか行っていなかったために、「少なからず疑念があった」と指摘。そのうえで先の村田戦の勝利で「日本でリョウタ・ムラタを破り、彼はリング不在の間に生じた疑いは払拭されている」と強調した。
 
 また、英スポーツ専門サイト『Pundit Arena』も、「超が付くほどの大規模な試合になるだろう」と期待を寄せつつ、カネロよりも8歳も上回るゴロフキンの勝利を予想する。その理由となるのは、やはり村田からもぎ取った逆転での貫禄の判定勝ちにある。

「4月に40歳になったばかりのゴロフキンに比べて、カネロはまだ32歳だ。そういう点では有利なようには見える。しかし、ゴロフキンは先月に村田諒太にTKO勝ちして、まだまだ自らがこのビジネスにおいて最高のひとりであると証明してみせた。その実力に疑いの余地はない。彼が勝ってもおかしくはないのだ」

 ゴロフキンのパワーとスピードは全盛期に比べれば、衰えたかもしれない。しかし、今年4月に村田を撃破した際に見せた経験に裏打ちされた技の数々は、いまだ健在と言っていい。今月7日のドミトリー・ビボル(ロシア)戦で敗れたものの、図抜けたパワーを見せつけていたカネロにどう向き合うのか楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部
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