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格闘技・プロレス

【新日本】EVILの介入で勝利。高橋ヒロムからギブアップを奪ったSHOは強気発言「もう1人で立ててなかったやん!?」

どら増田

2022.05.27

ギブアップ勝ちを収めたSHO(右)。高橋ヒロム(左)はこれで3敗目となった。(C)新日本プロレス

ギブアップ勝ちを収めたSHO(右)。高橋ヒロム(左)はこれで3敗目となった。(C)新日本プロレス

 5月26日、新日本プロレスは、後楽園ホールで新日本プロレスジュニア最強戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』(BOSJ)を開催。セミファイナルでは、昨年の高橋ヒロム(3勝2敗)と、NEVER6人タッグ王者のSHO(2勝3敗)が激突した。

【動画】高橋ヒロムvsSHOのファイトシーンをチェック!

 連敗中のヒロムは入場時、SHOに急襲されそうになるも、これを読んで逆に背後から襲撃。スピード感溢れるファイトに場内が沸くなか、終盤、ヒロムがクロスアーム・パイルドライバーをウラカンラナで切り返し、必殺の「D」を決める。

 しかし、ここでH.o.TのEVILがレフェリーの足を引っ張って介入。リング上は、H.o.Tの試合ではお馴染みの無法地帯になってしまう。

 ヒロムはEVILにトラースキックを放つが、その間、場外ではSHOがシューズに何やら細工を施す。EVILを排除したヒロムにキックを放っただけで、悲鳴をあげるほどのダメージを受けたようで、その流れで変形の4の字固めで捕獲すると、ヒロムはたまらずギブアップ。フラストレーションが募る結末となった。
 
 バックステージでSHOは「エッヘッヘッヘッ…! こんなモンよ。全勝や。言うたやろ?全勝よ。余裕よ。(ヒロムは)もう1人で立ててなかったやん!? オイ、いいかげん自立しろや。オメェよ。オイ、(スーパーJr.)2連覇したんやろが! そんぐらいやったらよ、いいかげん、さっさと自立しろや。八王子のヤツらはな、こんなモンよ。余裕よ」と汚い手を使って勝ったにもかかわらず、相変わらずの強気発言だ。

 一方、敗れたヒロムは、「チクショウ!」と何度も叫びながら階段を転がりながら辛うじてコメントスペースへ到達すると、「この負けはキツいぞ! 3連敗か! アァァ、クソ!(徐々に立ち上がり)だったらよ、負けねぇために、出し惜しみはしねぇぞ。なんの武器も持たないで、この『スーパーJr.』に出たわけじゃねぇ…! 覚えてろよ…!」とここからの巻き返しを誓うのが精いっぱいだった。

◆新日本プロレス◆
『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』
2022年5月26日
東京・後楽園ホール
観衆 1015人
▼『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』Aブロック公式戦(30分1本勝負)
●高橋ヒロム【6点】(11分30秒 変形4の字固め)SHO【6点】○

文●どら増田

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