日本ラグビーフットボール協会は５月31日、男子日本代表が11月20日にフランス代表と仏・トゥールーズで対戦することを発表した。フランスは現在世界ランキング２位の強豪で、今年の欧州６カ国対抗戦で全勝優勝を成し遂げた欧州最強チーム。来年のラグビーワールドカップの開催国でもある。

　日本代表は、今年７月２日、同９日にも国内で開催する「リポビタンDチャレンジカップ2022」でフランス代表と対戦することとなっており、今年３回目の対戦が決まった形だ。また、試合が行なわれるトゥールーズは、来年のW杯で日本がベースキャンプ地とする都市となっている。

　日本は過去、フランスに10戦して１分け９敗。2017年11月26日に行なわれた直近の対戦では、23対23の引き分けとなっている。
  　森重隆・協会会長は今回のマッチメイクを受け、次のように語っている。
「フランス代表は、今年のラグビー欧州６カ国対抗戦にて見事全勝優勝を成し遂げ、現在最も勢いのあるチームとなります。また、いよいよ来年にはフランスで、ラグビーワールドカップ2023が開催されます。自国開催となるワールドカップでの優勝に向け準備を進める欧州最強のフランス代表チームと、今年3回対戦できますことは、非常に光栄なことであり、幸甚に存じます。

　世界のスポーツファンから高い人気を誇るラグビーフランス代表は、その青いジャージーから「Les Bleus」と呼ばれ親しまれています。個性豊かな選手達のスピードとパワー溢れるプレーには、Brave Blossomsファンの皆様も魅了されることでしょう。今年の欧州王者であるフランス代表を相手に、来年のワールドカップに向けてさらなる高みを目指す日本代表がどのような戦いを見せるか、その成長と飛躍に是非ご注目ください」

　日本代表の奮闘が期待される。

構成●THE DIGEST編集部