北京五輪のフィギュアスケート女子シングルで銀メダルを獲得したアレクサンドラ・トゥルソワ(ROC=ロシアオリンピック委員会)が、陸上の走り幅跳びに挑戦することが明らかになった。
五輪後、ロシア通信社『TASS』の取材で「走高跳びか、走幅跳び、棒高跳びに挑戦してみたい。ジャンプするだけの種目がいい」と興味を示していた彼女は、現地時間6月7~13日にモスクワのルジニキ・スタジアムで開かれる陸上大会の走り幅跳びにエントリー。
17歳のフィギュアスケーターの驚きの行動に、所属するクラブの振付師アレクセイ・ゼレズニャコフ氏は「危険だとは全く思っていない」と同国メディア『Match TV』で口を開き、「サーシャは運動神経が凄くいい」と評した。
そして「様々な方面で成功することを望んでいるだけで、フィギュアスケートから離れるという意味ではない」とファンの懸念を払しょく。振付師は、「彼女たちはリフレッシュすることが必要。現在、国際大会に出場できない。エネルギーが必要だからこそ、彼女は何かに挑戦して自分を探している」と説明したうえで、「サーシャにとって、何もアクションを起こさないことの方が罪だと思う」と意を汲んだ。
また『TASS』によれば、三段跳びで世界選手権銀メダリストのエカテリーナ・コネワ氏は、身体能力抜群の彼女にこう期待を寄せている。
「とても興味深いですね。別の競技のアスリートがジャンプしたいと思うのは素晴らしい。かっこいいです!彼女は氷の上で高くジャンプしているから出来るでしょう」
ジャンプを得意とするトゥルソワ。氷から降りても高いパフォーマンスを発揮できるだろうか。五輪銀メダリストの新たな挑戦に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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そして「様々な方面で成功することを望んでいるだけで、フィギュアスケートから離れるという意味ではない」とファンの懸念を払しょく。振付師は、「彼女たちはリフレッシュすることが必要。現在、国際大会に出場できない。エネルギーが必要だからこそ、彼女は何かに挑戦して自分を探している」と説明したうえで、「サーシャにとって、何もアクションを起こさないことの方が罪だと思う」と意を汲んだ。
また『TASS』によれば、三段跳びで世界選手権銀メダリストのエカテリーナ・コネワ氏は、身体能力抜群の彼女にこう期待を寄せている。
「とても興味深いですね。別の競技のアスリートがジャンプしたいと思うのは素晴らしい。かっこいいです!彼女は氷の上で高くジャンプしているから出来るでしょう」
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