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ゴルフ

世界ランク2位のゴルファーの“クラブ投げ”がTV局女性を急襲! まさかの危機に海外メディアも反応「悔しさか、はたまた怠慢か」

THE DIGEST編集部

2022.06.04

感情をむき出しにしたプレーが人気を博しているラーム。だが、今回はそれが思わぬ事態を招いた。(C)Getty Images

感情をむき出しにしたプレーが人気を博しているラーム。だが、今回はそれが思わぬ事態を招いた。(C)Getty Images

 世界ランク2位の名手は、自らの不甲斐ないパフォーマンスに苛立ちを隠そうとはしなかった。

 現地時間6月3日、米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC(7533ヤード、パー72)で行なわれた米男子プロゴルフ(PGA)ツアーのメモリアル・トーナメントで、世界ランク2位のジョン・ラーム(スペイン)は通算2アンダーの24位と出遅れると、ラウンド中にクラブを投げ捨てる振る舞いを見せた。

 文字通り間一髪というシーンだった。ボギー直後の11番パー5。ラームはフェアウェーから残り105ヤードの第3打を放つも、ボールが止まった位置はピン左約10メートルのグリーン。これに納得がいかなったのか27歳のスペイン人は、クラブをキャディーバッグの方向へ投げつけると、これが奥にいたテレビクルーの女性のもとへ飛んで行ってしまったのだ。
 
 女性が咄嗟に避けたために“惨事”は回避。この予期せぬアクシデントにラームも「ごめん、ごめん」と謝罪をしたが、一連のシーンは現地メディアでクローズアップされてしまっている。米紙『USA Today』は「あまり驚くことではない」とラームの気性の荒さを指摘しつつ、「だが、彼の投げつけたクラブは危うくマイクを持った女性に当たるところだった」と問題の場面を描写した。

 また、英衛星放送『Sky Sports』が「フラストレーションのあまりにラームが投げつけたクラブは女性に当たりそうだった。危険なシーンではある」と振り返れば、米メディア『The SPIN』は「悔しさか、はたまた怠慢か。ラームのクラブを投げつけるシーンは危険だった。ただ、本人は自らの過ちに気づいて謝罪もしている」とレポートしている。

 女性も苦笑いを浮かべながら「大丈夫よ」と返して落ち着いた今回の一件。感情を抑えきれずに危険を招いてしまったラームとしては、この日、最も肝を冷やした場面だったかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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