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食と体調管理

「まだ行ける、もっともっと行ける」さらなる進化を続けるスラッガー・吉田正尚の原動力となる無限の向上心とパフォーマンスを支える食生活

SLUGGER編集部

2022.07.01

 プロとして活躍する方々のインタビューを通し、明日への一歩を応援する「Do My Best, Go!」。第19回は2020~21年に2年連続パ・リーグ首位打者に輝いた日本球界屈指の強打者、吉田正尚選手。プレーの質の高さにつながる食の大切さについて語ってくれた。

■野球をはじめたきっかけ

――今や球界トップ選手の一人として活躍している吉田選手ですが、野球に出会ったきっかけは何でしたか?

 3つ年上の兄が野球をやっていたので、その影響で僕も始めました。

――野球を始めた頃にあこがれていた選手はいますか?

 当時、僕の故郷の福井県では、巨人戦をテレビでよくやっていたので…やっぱり松井秀喜さんの活躍が特に印象に残っています。

――子供のころはどれくらい練習をしていましたか?

 僕のいたチームは月曜日しか休みがなくて、それ以外は毎日練習していました。練習が終わって、家に帰ってからもティー打撃をしたり、バッティングセンターに連れて行ってもらったり……今もそうですが、野球中心の生活でしたね。

――当時の練習は、特にどんなものが印象に残っていますか?

 シンプルにキャッチボールとか、後はフリーバッティングですね。当時からバッティングの練習はとても好きでした。

――プロ野球を本格的に目指し始めたのはいつですか?

 高校の時に甲子園を目指すことを意識してからですね。その時から、将来はプロになりたいと思うようになりました。

■プロ選手としての生活

――吉田選手はプロ入りの時から腰痛に悩まされていたということですが、その克服のために意識したことは何ですか?

 全身のバランスを大事にしていましたね。もちろん、トレーニングもしていたんですが、それ以上に、その後の疲労のリカバリーや体のケアも大切にしていました。

――吉田選手の要望で、球団が球場に仮眠室を作ってくれたとお聞きしました。食事以外の環境面では、どんなことを意識しておられますか?

 野球は3時間も試合があるので、集中するために、試合前どうやってリラックスできるかというのを考えていますね。

 仮眠室も、オンとオフをしっかり切り替えるために効果的ではないかと考えました。僕自身「試合前にリラックスする時間が欲しいな」と思っていましたし、他にもそういうことを考えていた選手が多かったので、そういう部屋を設けてほしいと球団にお願いしました。

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