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モータースポーツ

【F1】「6位こそが正当」角田裕毅、不運な13位フィニッシュも…各国メディアは高採点&高評価!

THE DIGEST編集部

2022.06.15

アゼルバイジャンGPでは不運もあり13位に終わった角田。次のカナダGPでポイント獲得へ巻き返したい。(C) Getty Images

アゼルバイジャンGPでは不運もあり13位に終わった角田。次のカナダGPでポイント獲得へ巻き返したい。(C) Getty Images

 F1第8戦のアゼルバイジャン・グランプリで、アルファタウリの角田裕毅は安定したドライビングを維持し続けたものの、リアウイングの破損という不運に見舞われ、ピットインを強いられたことで、13位でレースを終えることとなった。

 初日から好パフォーマンスを発揮し、予選でも今季2度目のQ3進出で今季最高の8番手をゲット。決勝でも、何も起こらなければ今季最高の6位、そしてコンストラクターズランキングの争いにおいても重要な8ポイントが手に入っただけに、なんとも悔しいマシントラブルだった。

 各国メディアは、アルファタウリのピットクルーがダクトテープでウイングを修理したことに注目したが、角田のドライビングについてはほとんどが高評価を下しており、10点満点の採点でも及第点「6」以上の数字が与えられている。

 英国のF1専門サイト『CRASH』は「8」の高採点で、寸評では「珍しいリアウイングの破損が、角田のバクーでの大量ポイント獲得を犠牲にした。日本人ドライバーは問題が起こる前、セバスティアン・ヴェッテル(アストンマーティン)に先んじて6番手を走行していたが、予定外のピットストップを強いられ、ダクトテープで応急処置を受けた後、DRSを使用できないことをチームから知らされた」と記述。同国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』も「7.5」と高く、以下のように評している。
 
「予選Q2ではランド・ノリス(マクラーレン)から0.022秒速いというギリギリの差で生き残り、Q3に進出。チームメイトのピエール・ガスリーとは0.2秒遅かったが、これはミドルセクターでタイムを失った結果だった。決勝では序盤のヴァーチャルセーフティーカー導入時にピットインし、以降は余裕を持って6番手を走行したが、DRSの問題でフラップが半分しか開かず、修理を促す『ミートボール』フラッグを提示され、13位に落ちた。力強く、良い週末を過ごしたが、ガスリーのレベルには少し届かなかった」

 同じく英国の『planetf1』は「DRSのフラップの破損が角田のレースを台無しにした。彼はオレンジボールのフラッグを受け、ピットでダクトテープによる素早い修理を受けてレースに戻ったが、7つ順位を落とすこととなった。彼は問題なく、6位という称賛される結果を手にできたと思われるが、13位でチェッカーフラッグを受けた」と同情も込め、採点は「7」を与えた。
 
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