現地時間6月26日、新日本プロレスは、アメリカ・イリノイ州シカゴのユナイテッドセンターでアメリカの人気プロレス団体「AEW」との合同興行『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』を開催。IWGP世界ヘビー級選手権4WAYマッチが実施されたセミファイナルでは、チャンピオンのジェイ・ホワイトが、オカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ、アダム・コールの挑戦を受けた。
試合は開始と同時にジェイとコールが共闘姿勢を見せると、オカダとペイジも徹底抗戦。これによりタッグマッチのような様相となったが、ペイジがジェイに裏切りのバッククラッカーを食らわせてからは展開が一変する。
乱戦模様となった試合は終盤、オカダがコールを開脚式ツームストンパイルドライバーで叩きつけ、続けざまにレインメーカーを炸裂。しかし、直後にオカダにブレードランナーを決めたジェイがオカダではなく、グロッキー状態のコールをフォール。ここで3カウントが入り、初防衛を成功させた。
試合後、現地メディアの取材に応えたオカダは初めての4WAYによるタイトルマッチについて、「初めてでした。3WAYは昔やったことあるんですが、4WAYは初めてで、自分の思うようにいかなかったですし、ジェイ・ホワイトにすべてもっていかれたんじゃないかと。ジェイのうまさ、強さが目立った試合だったのかなと思います」と王者の実力を素直に称えた。
また、AEWとの共同開催となった今大会に関しては、「やっぱりあれだけのお客さんの中で、歓声もありましたし、これが日本のプロレスが目指していく方向だと思います」と回想。さらに「いろいろ日本はまだ制限が続いてますけれど、日本は日本のやり方があると思いますんで。また声が出せるように、あれだけのお客さんが集まってもらえるように僕たちはしっかりと闘っていくだけかなと思います」とかなり刺激を受けた様子で、興奮気味に語った。
そして、AEWのトニー・カーン社長から電話で「AEWに出てください」と言われたというオカダは、「ま、そうですね。やっぱり、今日、AEWの選手と闘って、こんだけの傷(額を指して)がつくぐらいの強い選手でしたし、まだ闘っていない選手もいるので、やっぱそういう選手ともまた闘いたいと思います」と語ったうえで、レフェリーや運営が英語とのコミュニケーションについては、キッパリと持論を語った。
「プロレスはもう“言語のない闘い”だと思う。言語は関係ないし、僕らはリング上で闘うだけなので。英語は何も関係ないのかなと思います。僕も『MAKE』『IT』『RAIN』っていうのは知ってるので、その3つさえ知っていれば問題ないのかなと思います」
今後AEWで闘いたい選手については、「ん~。まあ、僕が(名前を)出すよりも、ファンのみなさんにいろいろ想像してもらった方が、プロレスっていうのは楽しくなると思うんで。あえてボクは口に出さずに、みなさんがなんとなく『オカダはこの人と闘いたいんじゃないかな』と思って欲しいですね」と日本と変わらぬスタンスで応対したオカダ。新日本とAEWの今後に注目が集まるところだ。
◆AEW×新日本プロレス◆
『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』
2022年6月27日(日本時間)
アメリカ・イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター
観衆 16529人(札止め)
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 4WAYマッチ(60分1本勝負)
<王者>○ジェイ・ホワイト(21分05秒 片エビ固め)アダム・コール●<挑戦者>
※第5代王者が初防衛に成功
※他の挑戦者はオカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ
文●どら増田
【関連記事】「やっぱ悔しい。プロレスの力を見せたい!」新日本のオカダ・カズチカ、『THE MATCH』に刺激「俺らも来年の東京ドームは超満員」
【関連記事】新日本が対抗戦に完勝! 号泣の清宮海斗にオカダ・カズチカが見せつけた“差”。武藤敬司が説いた「猪木さんの教え」とは?
試合は開始と同時にジェイとコールが共闘姿勢を見せると、オカダとペイジも徹底抗戦。これによりタッグマッチのような様相となったが、ペイジがジェイに裏切りのバッククラッカーを食らわせてからは展開が一変する。
乱戦模様となった試合は終盤、オカダがコールを開脚式ツームストンパイルドライバーで叩きつけ、続けざまにレインメーカーを炸裂。しかし、直後にオカダにブレードランナーを決めたジェイがオカダではなく、グロッキー状態のコールをフォール。ここで3カウントが入り、初防衛を成功させた。
試合後、現地メディアの取材に応えたオカダは初めての4WAYによるタイトルマッチについて、「初めてでした。3WAYは昔やったことあるんですが、4WAYは初めてで、自分の思うようにいかなかったですし、ジェイ・ホワイトにすべてもっていかれたんじゃないかと。ジェイのうまさ、強さが目立った試合だったのかなと思います」と王者の実力を素直に称えた。
また、AEWとの共同開催となった今大会に関しては、「やっぱりあれだけのお客さんの中で、歓声もありましたし、これが日本のプロレスが目指していく方向だと思います」と回想。さらに「いろいろ日本はまだ制限が続いてますけれど、日本は日本のやり方があると思いますんで。また声が出せるように、あれだけのお客さんが集まってもらえるように僕たちはしっかりと闘っていくだけかなと思います」とかなり刺激を受けた様子で、興奮気味に語った。
そして、AEWのトニー・カーン社長から電話で「AEWに出てください」と言われたというオカダは、「ま、そうですね。やっぱり、今日、AEWの選手と闘って、こんだけの傷(額を指して)がつくぐらいの強い選手でしたし、まだ闘っていない選手もいるので、やっぱそういう選手ともまた闘いたいと思います」と語ったうえで、レフェリーや運営が英語とのコミュニケーションについては、キッパリと持論を語った。
「プロレスはもう“言語のない闘い”だと思う。言語は関係ないし、僕らはリング上で闘うだけなので。英語は何も関係ないのかなと思います。僕も『MAKE』『IT』『RAIN』っていうのは知ってるので、その3つさえ知っていれば問題ないのかなと思います」
今後AEWで闘いたい選手については、「ん~。まあ、僕が(名前を)出すよりも、ファンのみなさんにいろいろ想像してもらった方が、プロレスっていうのは楽しくなると思うんで。あえてボクは口に出さずに、みなさんがなんとなく『オカダはこの人と闘いたいんじゃないかな』と思って欲しいですね」と日本と変わらぬスタンスで応対したオカダ。新日本とAEWの今後に注目が集まるところだ。
◆AEW×新日本プロレス◆
『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』
2022年6月27日(日本時間)
アメリカ・イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター
観衆 16529人(札止め)
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 4WAYマッチ(60分1本勝負)
<王者>○ジェイ・ホワイト(21分05秒 片エビ固め)アダム・コール●<挑戦者>
※第5代王者が初防衛に成功
※他の挑戦者はオカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ
文●どら増田
【関連記事】「やっぱ悔しい。プロレスの力を見せたい!」新日本のオカダ・カズチカ、『THE MATCH』に刺激「俺らも来年の東京ドームは超満員」
【関連記事】新日本が対抗戦に完勝! 号泣の清宮海斗にオカダ・カズチカが見せつけた“差”。武藤敬司が説いた「猪木さんの教え」とは?