ゴルフ

5打差リードも「決して安心できない」。渋野日向子と再び相まみえる首位ブハイは“警戒モード”「タフな一日になりそう」

THE DIGEST編集部

2022.08.07

3年前も渋野(左)と最終日最終組を回ったブハイ(右)。初のメジャー制覇へ向け、5打差リードも油断はない。(C)Getty Images

 現地時間8月6日、女子ゴルフの今季メジャー最終戦『AIG全英女子オープン』(英ミュアフィールド・リンクス)は3日目の競技が終了。2019年大会覇者の渋野日向子(サントリー)は、日本人初のメジャー2勝目へ向け、通算9アンダー・2位タイの好位置で最終日を迎える。

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 一方で現在、リーダーボードの最上段にいるのが、通算14アンダーのアシュリー・ブハイ(南アフリカ)だ。米ツアー未勝利ながらも、今大会は、初日から順調にスコアを伸ばし、3日目に「64」をマーク。2位タイの渋野、チョン・インジ(韓国)とは、5打差という状況だ。

 LPGA公式サイトによると、ホールアウト後に「もちろん、すごく嬉しい」と正直な胸中を明かしたブハイは、「あのコンディションであのスコアを出せたんだから、自分を褒めてあげないとね」と言及。「今までで最高のラウンドのひとつだったと思う」と手応えをにじませている。
 
 渋野が優勝した3年前も一緒に最終日最終組を回っていたブハイ。今大会で再び相まみえることとなったが、「メジャーでは、後ろから追うのも、先頭を走るのも、決して安心できない」といい、残り18ホールに向けて「タフな一日になりそう」と"警戒モード"のようだ。

 さらに、強い風が吹く今大会でのプレーについて、「風が吹くのはいいこと。その方が好きなんだ」と語ると、「大きなリードが難しいと言われるのは、守りに入ってしまうからだと思う」と持論も展開。「今やっていることを続けていくだけだ」と意気込みを口にしている。

 はたして誰が今年の"全英女王"となるのだろうか。渋野、ブハイの最終組は、7日の午後3時50分(日本時間午後11時50分)にラウンド開始予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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