8月9日、女子プロレス界のレジェンド長与千種が代表を務めるプロレス団体「マーベラス」は、東京・後楽園ホールで『KAORU復帰&引退記念興行』を開催した。
今大会は一夜復帰が予定されていた長与に続き、大会前日になってAAAW世界タッグ王座の防衛戦が決まっていた門倉凛、新人の宝山愛の新型コロナウイルス陽性が判明。3選手が欠場したため、メインのKAORU引退試合と、井坂レオと入江茂弘の男子によるシングルマッチ以外は変更に。永島千佳世とのタッグでAAAWタッグ王座に挑戦予定だったエースで、AAAWシングル王者の彩羽匠は、門倉のパートナー青木いつ希とのシングル対決に変更された。
7.22東京・新木場1stRING大会で青木からピンフォールを取られている彩羽は入場するやいなやマイクを掴むと、「ウチは前回、青木から3カウント取られた。ウチのプライドもある。このベルトを懸けてやりましょう」とAAAWシングルのタイトルマッチを直訴。これを聞いた青木は「断る理由ねーよ!」と呼応。急遽、AAAMシングル選手権試合、試合時間も20分から30分1本勝負となった。
彩羽は黄色と黒、シルバーを基調とした新コスチューム。イメージカラーの赤は両腕に装着した飾りだけというこれまでとは一線を画した姿で挑んだ。永島とのタッグを意識したようだった。
試合は青木が彩羽の泣きどころである右膝を集中攻撃し、チャンピオンにペースを握らせない。彩羽も蹴りを放つが、蹴れば蹴るほど右膝のダメージが蓄積。ブレーンバスターも踏ん張りが効かない。
彩羽に思いエルボーを打ち込んでいく青木は、張り手を見舞うと狂ったように顔面へストンピングの連打。これにキレた彩羽が“覚醒”。怒りの表情で怒涛のエルボーから張り手を見舞っていく。
そして丸め込み合戦の末に繰り出された青木のラリアットを凌いだ彩羽は、一気に勝負を決める。アレンジを加えたスクリューキックからジャンピングニー、そしてランニングスリーと畳み込んでカウント3を奪取。ディフェンディングチャンピオンが苦戦の末、2度目の防衛に成功した。
その次に行なわれたメインでは、KAORUの引退試合にKAORU率いるW-FIXと対戦するマーベラス軍の一員としてダブルヘッダーを敢行。KAORUに惜別のランニングスリーを決めて2試合を連勝しKAORUをしっかり介錯した。
大会終了後に彩羽は「やられたらやり返す。死んだら終わりなんで。自分はキレたか記憶にはないんですけど……青木に引き出されたのかな。ある意味この感情は、次またタッグを必ずやるので、そのときベルトを懸けて二冠になりたい」と青木との試合を回想。そのうえで、アジャコング以来となるAAAWシングル&タッグの同時戴冠を誓った。
選手の欠場により「きょうの朝までどうなるか分からなかった」と話していた彩羽。だが、長与がいないなか、ベルトを防衛し、KAORUを送り出すという大仕事をやってみせたエースはさらに自信を深めたようだ。
◆マーベラス◆
『KAORU復帰&引退記念興行』
2022年8月8日
東京・後楽園ホール
▼AAAWシングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○彩羽匠(22分11秒 エビ固め)青木いつ希●<挑戦者>
※ランニングスリー
※第15代王者が2度目の防衛に成功。
取材・文●どら増田
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今大会は一夜復帰が予定されていた長与に続き、大会前日になってAAAW世界タッグ王座の防衛戦が決まっていた門倉凛、新人の宝山愛の新型コロナウイルス陽性が判明。3選手が欠場したため、メインのKAORU引退試合と、井坂レオと入江茂弘の男子によるシングルマッチ以外は変更に。永島千佳世とのタッグでAAAWタッグ王座に挑戦予定だったエースで、AAAWシングル王者の彩羽匠は、門倉のパートナー青木いつ希とのシングル対決に変更された。
7.22東京・新木場1stRING大会で青木からピンフォールを取られている彩羽は入場するやいなやマイクを掴むと、「ウチは前回、青木から3カウント取られた。ウチのプライドもある。このベルトを懸けてやりましょう」とAAAWシングルのタイトルマッチを直訴。これを聞いた青木は「断る理由ねーよ!」と呼応。急遽、AAAMシングル選手権試合、試合時間も20分から30分1本勝負となった。
彩羽は黄色と黒、シルバーを基調とした新コスチューム。イメージカラーの赤は両腕に装着した飾りだけというこれまでとは一線を画した姿で挑んだ。永島とのタッグを意識したようだった。
試合は青木が彩羽の泣きどころである右膝を集中攻撃し、チャンピオンにペースを握らせない。彩羽も蹴りを放つが、蹴れば蹴るほど右膝のダメージが蓄積。ブレーンバスターも踏ん張りが効かない。
彩羽に思いエルボーを打ち込んでいく青木は、張り手を見舞うと狂ったように顔面へストンピングの連打。これにキレた彩羽が“覚醒”。怒りの表情で怒涛のエルボーから張り手を見舞っていく。
そして丸め込み合戦の末に繰り出された青木のラリアットを凌いだ彩羽は、一気に勝負を決める。アレンジを加えたスクリューキックからジャンピングニー、そしてランニングスリーと畳み込んでカウント3を奪取。ディフェンディングチャンピオンが苦戦の末、2度目の防衛に成功した。
その次に行なわれたメインでは、KAORUの引退試合にKAORU率いるW-FIXと対戦するマーベラス軍の一員としてダブルヘッダーを敢行。KAORUに惜別のランニングスリーを決めて2試合を連勝しKAORUをしっかり介錯した。
大会終了後に彩羽は「やられたらやり返す。死んだら終わりなんで。自分はキレたか記憶にはないんですけど……青木に引き出されたのかな。ある意味この感情は、次またタッグを必ずやるので、そのときベルトを懸けて二冠になりたい」と青木との試合を回想。そのうえで、アジャコング以来となるAAAWシングル&タッグの同時戴冠を誓った。
選手の欠場により「きょうの朝までどうなるか分からなかった」と話していた彩羽。だが、長与がいないなか、ベルトを防衛し、KAORUを送り出すという大仕事をやってみせたエースはさらに自信を深めたようだ。
◆マーベラス◆
『KAORU復帰&引退記念興行』
2022年8月8日
東京・後楽園ホール
▼AAAWシングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○彩羽匠(22分11秒 エビ固め)青木いつ希●<挑戦者>
※ランニングスリー
※第15代王者が2度目の防衛に成功。
取材・文●どら増田
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