長与千種がかつて率いた女子プロレス団体『GAEA JAPAN』の運営会社が中心となって開催していた『GAEAISM ―Decade of quarter century―』は、昨年4月に15年ぶりの一夜復活を目指していたが、新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていた。
そしてようやく今月29日に正式開催される。当初、予定されていた東京・後楽園ホールのキャパシティが、現在ソーシャルディスタンス仕様で約700人となっていることから、会場を東京・大田区総合体育館に変更となってはいるが、待ちに待った時が迫っている。
その『GAEAISM ―Decade of quarter century―』のセミファイナルでは、他でもないGAEAのOGである長与千種&KAORU&広田さくらが、里村明衣子&永島千佳世&植松寿絵と対戦するスペシャル6人タッグマッチが組まれた。KAORUと永島は年内の引退を表明し、植松は一夜復帰とあって、二度と見られないカードになりそうだ。
そんなファン必見の一戦に臨む広田は、「GAEAは私の生まれた場所であって、活かしてくれた場所」と並々ならぬ想いを語ってくれた。
「私はGAEAで9年、フリーになって12年、そして今waveという団体に所属して2年が経ちました。だからトータルすると、GAEA以外での年数の方が長くなるのですが、今、私がこうしてやっていられるのも、GAEAで9年間しっかり、プロレスだけじゃなくいろいろなことを学ばせてもらったからだと思っています」
広田は、GAEA3期生として1996年にデビュー。当初はへなちょこキャラでファンから愛された。だが、本人は「でも、ファンの方にはごめんなさいなんですが、GAEA時代の事ほんとに覚えてなくて……。年数が経ったからっていうのももちろんあるけど、その当時から、GAEAのインタビューとか、印象に残っているエピソードとかを聞かれるのですが、本当に、覚えてないんです」と漏らした。
【動画】昔懐かしい姿も公開! GAEAが注目マッチを厳選写真で紹介! 「適当に過ごしていたわけではなく、あまりにも毎日が濃厚で、とにかく必死でした。その時は、嬉しかったり、悲しかったりいろいろな感情の中で行動していたと思うんですが、振り返ってみると、思い出せないんですよね」
それでも、聞けば、様々な思い出が蘇る。“やらかしてしまった”出来事は数知れないが、いずれも広田にとってGAEAでのかけがえのない記憶だ。
「とにかく私はいろいろな問題を起こしていたので、蘇るのは申し訳ない記憶ばかりで……。例えば、練習生時代の正月に酒飲んで長与さんに日本酒を頭からかけられた事件、長与さんのカマロ(愛車)を傷つけてサインペンで塗ってごまかす事件、地方大会でゴングを忘れる事件……。
今でこそみんながネタにしてくれるようになりましたが、いまだにネタにできずに反省し続けている事件もたくさんあります。とにかくGAEAで過ごした9年間、練習生時代も入れると10年間は、私の人生でかけがえのない時間でした」
そしてようやく今月29日に正式開催される。当初、予定されていた東京・後楽園ホールのキャパシティが、現在ソーシャルディスタンス仕様で約700人となっていることから、会場を東京・大田区総合体育館に変更となってはいるが、待ちに待った時が迫っている。
その『GAEAISM ―Decade of quarter century―』のセミファイナルでは、他でもないGAEAのOGである長与千種&KAORU&広田さくらが、里村明衣子&永島千佳世&植松寿絵と対戦するスペシャル6人タッグマッチが組まれた。KAORUと永島は年内の引退を表明し、植松は一夜復帰とあって、二度と見られないカードになりそうだ。
そんなファン必見の一戦に臨む広田は、「GAEAは私の生まれた場所であって、活かしてくれた場所」と並々ならぬ想いを語ってくれた。
「私はGAEAで9年、フリーになって12年、そして今waveという団体に所属して2年が経ちました。だからトータルすると、GAEA以外での年数の方が長くなるのですが、今、私がこうしてやっていられるのも、GAEAで9年間しっかり、プロレスだけじゃなくいろいろなことを学ばせてもらったからだと思っています」
広田は、GAEA3期生として1996年にデビュー。当初はへなちょこキャラでファンから愛された。だが、本人は「でも、ファンの方にはごめんなさいなんですが、GAEA時代の事ほんとに覚えてなくて……。年数が経ったからっていうのももちろんあるけど、その当時から、GAEAのインタビューとか、印象に残っているエピソードとかを聞かれるのですが、本当に、覚えてないんです」と漏らした。
【動画】昔懐かしい姿も公開! GAEAが注目マッチを厳選写真で紹介! 「適当に過ごしていたわけではなく、あまりにも毎日が濃厚で、とにかく必死でした。その時は、嬉しかったり、悲しかったりいろいろな感情の中で行動していたと思うんですが、振り返ってみると、思い出せないんですよね」
それでも、聞けば、様々な思い出が蘇る。“やらかしてしまった”出来事は数知れないが、いずれも広田にとってGAEAでのかけがえのない記憶だ。
「とにかく私はいろいろな問題を起こしていたので、蘇るのは申し訳ない記憶ばかりで……。例えば、練習生時代の正月に酒飲んで長与さんに日本酒を頭からかけられた事件、長与さんのカマロ(愛車)を傷つけてサインペンで塗ってごまかす事件、地方大会でゴングを忘れる事件……。
今でこそみんながネタにしてくれるようになりましたが、いまだにネタにできずに反省し続けている事件もたくさんあります。とにかくGAEAで過ごした9年間、練習生時代も入れると10年間は、私の人生でかけがえのない時間でした」