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井上尚弥のバンタム級は何位? 元2階級王者が全17階級をランク付け!「現ボクシング界がいかに強いかを示している」

THE DIGEST編集部

2022.08.10

向かうところ敵なしの井上。4団体制覇を目指しているバンタム級は全17階級中、何位にランク付けされたのか?(C)AFP/AFLO

 各階級で猛者たちがひしめき合う現在のボクシング界だが、今回、元世界2階級王者から興味深い"ランク付け"がなされた。

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 現地時間8月9日、ボクシングの元スーパーライト、ウェルター級王者であり、米放送局『ESPN』でアナリストを務めるティモシー・ブラッドリー氏(米国)は、「ボクシング全17階級をベストからワーストまでランク付け」と題した特集を掲載。各階級の強さを独自基準で評している。

 記事内では、WBAスーパー、IBF、WBC世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)について、「世界最高のファイターのひとりだ」との高評価。しかし、同局のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位につける"モンスター"がいるバンタム級は、同ランキングの全体12位で選出されたのだ。
 

 また、「彼の階級には、元王者ノニト・ドネアやジョンリエル・カシメロ(ともにフィリピン)、そして新鋭のリー・マクレガー(英国)やゲーリー・アントニオ・ラッセル(米国)がいる」と選手を並べたブラッドリー氏だが、他の階級を比べるとインパクトに欠ける顔ぶれだったようだ。

 さらに、「これは現ボクシング界がいかに強いかを示している」と続けると、「同じことがスーパーフェザー級にも言え、シャクール・スティーブンソン(米国)、オスカー・バルデス(メキシコ)、シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)などの名前がある」と言及。しかし、こちらも13位と、同じくトップ10外での選出となった。

 今回、発表された全17階級のランキングは以下のとおり。

1位 ウェルター級
2位 ヘビー級
3位 ライトヘビー級
4位 ライト級
5位 スーパーライト級
6位 スーパーフライ級
7位 スーパーミドル級
8位 スーパーバンタム級
9位 スーパーウェルター級
10位 ミドル級
11位 フェザー級
12位 バンタム級
13位 スーパーフェザー級
14位 フライ級
15位 クルーザー級
16位 ライトフライ級
17位 ミニマム級

構成●THE DIGEST編集部

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