バレーボール日本代表女子の東京五輪代表で、五輪後、体調不良で休養していたV1東レの黒後愛(24)が本格復帰に向け、スタートを切った。9月3日・4日に開かれた「近畿6人制総合男女選手権大会」(兵庫・ベイコム総合体育館)で、守備だけの限定出場だが試合に出場。明るい笑顔でボールを追う姿に、客席から温かい拍手が送られた。
【関連記事】ルックスだけじゃない!女性がハマる高橋藍の魅力。"ベスト8"進出を目指す日本代表に欠かせない理由とは?【世界バレー】 チームに合流後、約3か月。試合前練習では、スパイク練習の前までは同じメニューをこなすが、スパイク練習では片足で20センチ程度軽くジャンプしてボールに触れる程度。ジャンプ系の動きは抑えているようだった。
チーム関係者によると、復帰戦は8月のとちぎ国体近畿ブロック予選だったという。1年近いブランクがあるため、出番は後衛での守備だけ。近畿総合でも、初戦の関西福祉大戦の2セット目に20-16からコート入り。サーブレシーブを無難にこなして24-18で交代した。2日目の準々決勝では出番はなかったが、準決勝のヴィクトリーナ姫路戦は1セット目の16-18から後衛で18-21までプレー。ディグ(スパイクレシーブ)に失敗し、渋い表情を浮かべる場面もあった。
時間的な制約もあり黒後の試合後の取材対応はなかったが、本格的な復帰に向け順調にステップを踏んでいると思わせる2日間だった。
黒後は、東京五輪出場後に体調を崩したことから、東レは昨年9月に休養を発表。V1リーグ2021-22年シーズンを含め、シーズンの全試合を欠場していた。
チームには6月に合流。6月14日の24回目の誕生日を前に、自身のインスタグラムで
「元気にやっています 今後も応援の程よろしくお願いします」
とチームへの復帰を報告していた。
チームに復帰したのは、黒鷲旗男女選抜大会後の休暇を終え、バレー界でいう新しい年度の始まりとなる6月。違和感なくチームに溶け込めるという意味でも、復帰するタイミングとしてはベストの選択だったのだろう。
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チーム関係者によると、復帰戦は8月のとちぎ国体近畿ブロック予選だったという。1年近いブランクがあるため、出番は後衛での守備だけ。近畿総合でも、初戦の関西福祉大戦の2セット目に20-16からコート入り。サーブレシーブを無難にこなして24-18で交代した。2日目の準々決勝では出番はなかったが、準決勝のヴィクトリーナ姫路戦は1セット目の16-18から後衛で18-21までプレー。ディグ(スパイクレシーブ)に失敗し、渋い表情を浮かべる場面もあった。
時間的な制約もあり黒後の試合後の取材対応はなかったが、本格的な復帰に向け順調にステップを踏んでいると思わせる2日間だった。
黒後は、東京五輪出場後に体調を崩したことから、東レは昨年9月に休養を発表。V1リーグ2021-22年シーズンを含め、シーズンの全試合を欠場していた。
チームには6月に合流。6月14日の24回目の誕生日を前に、自身のインスタグラムで
「元気にやっています 今後も応援の程よろしくお願いします」
とチームへの復帰を報告していた。
チームに復帰したのは、黒鷲旗男女選抜大会後の休暇を終え、バレー界でいう新しい年度の始まりとなる6月。違和感なくチームに溶け込めるという意味でも、復帰するタイミングとしてはベストの選択だったのだろう。