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モータースポーツ

角田裕毅、高速モンツァに「チャンスはある」と期待は捨てず。“3つのペナルティー”に米メディアは辛辣評「戒告が多すぎる」

THE DIGEST編集部

2022.09.10

いくつかのペナルティーを強いられ、厳しい状況に立たされた角田。それでも本人は「ペースを上げられれば」と虎視眈々と上位入りを狙う。(C)Getty Images

いくつかのペナルティーを強いられ、厳しい状況に立たされた角田。それでも本人は「ペースを上げられれば」と虎視眈々と上位入りを狙う。(C)Getty Images

 F1第16戦のイタリア・グランプリが開幕。9月9日には2度のフリー走行(FP)が行なわれた。

 先週のオランダGPでは、シートベルトを緩めた状態での走行が規定に違反したとして通算5回目の戒告処分を受け、次戦での10グリッド降格処分を科せられたアルファタウリの角田裕毅。このFP1では26周の走行で全体8番手となる1分23秒260のベストタイムを計測。続くFP2では最多となる31周回を重ね、ベストタイムは1分23秒217(15番手)だった。

 初日を終え、前述のグリッド降格ペナルティーに加え、パワーユニット(PU)の新エレメントを交換したためにグリッド後方からのスタートを強いられ、さらにFP2で黄旗が提示された際に十分な減速をせず、3グリッド降格およびペナルティーポイント2(通算8/12ポイントに達すると1レース出場停止処分に)を課せられた角田。そんな22歳は、チーム公式サイトを通して、以下のようにコメントを残している。

「グリッド降格ペナルティーを受けているため、今日は主にレースに向けてのペース調整に集中しました。ミディアムタイヤでの幾つかショートランを行ない、これはとても力強いものでしたが、残念ながらソフトタイヤでは競争力のあるラップを刻むことはできませんでした」

「望んでいたほどの快適さを得られなかったので、レースに向けて可能な限りの準備をするためにも、ロングランでのデータを確認する必要があります。難しい週末になると思いますが、幾つかのドライバーは(PU交換などのために)後方のグリッドからスタートすることが決まっているので、良いセットアップを見つけてペースを上げられれば、チャンスはあると思います」
 
 ちなみに、角田以外にグリッド降格のペナルティーを受けるのは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ヴァルテリ・ボッタス(アルファロメオ)の5人である。

 アルファタウリのチーフ・レースエンジニアであるジョナサン・エッドルスは、FP1ではスムーズに物事が進んで必要なデータが得られたのに対し、FP2ではソフトタイヤで両ドライバーがクリーンラップを記録できなかったと振り返り、「ユウキは走行中にスナップした」ともコメント。ただ、「ロングランではかなりの競争力を発揮したことは、日曜日の励みになる」と、決勝に向けて期待も寄せている。

 角田のモンツァでの初日について、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「オランダGPで自身が主役となったアクシデントで論争を巻き起こしたばかりのツノダだが、モンツァでは10グリッド降格を強いられ、さらに5度目の戒告処分で3グリッド降格が加わった」と報じたが、やはり多くのメディアが彼のグリッド降格に言及した。

 また、先週受けた戒告処分に改めて注目するところも少なくなく、今季、最初に処分を受けた角田が、真っ先にペナルティー対象となる5度目に達したことについて、米スポーツ専門チャンネル『ESPN』は「戒告処分が多すぎる」と指摘。また英国の『THE RACE』は、現行の規定(以前は3回でペナルティーだった)で初めて処分を受けたF1ドライバーであることを紹介するとともに、5度のケースを全て振り返っている。

 先週に続いて、ネガティブなことで話題を提供してしまった角田だが、直近のレースウイークエンドのように上手く車を仕上げて、最終的にポジティブなニュースにおける主役となれることを期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部

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