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格闘技・プロレス

「本当に情けない行為」物議を醸す“花束投げ捨て騒動”を榊原CEOは謝罪!「日本人の恥をさらした」と嘆き【RIZIN】

THE DIGEST編集部

2022.09.25

メイウェザー戦を前にした奥野卓志代表の行為には批判が殺到。そのために即座に榊原信行CEOも謝罪を口にした。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

メイウェザー戦を前にした奥野卓志代表の行為には批判が殺到。そのために即座に榊原信行CEOも謝罪を口にした。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 大一番の盛況ぶりに水を差す行為だった。

 事の発端となったのは、9月25日にさいたまスーパーアリーナで行なわれた「超RIZIN」で実現した元ボクシング世界5階級王者のフロイド・メイウェザー(アメリカ)と、総合格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)の一戦の直前に行なわれた花束贈呈式だった。

 両雄の対戦を前に実施されたセレモニーだった。『超RIZIN NFT DIGITAL TICKET』オークションでチケットを高額で落札して「ごぼうの党」の奥野卓志代表がメイウェザーに花束を手渡す役割を担った。しかし、同代表は受け取ろうとするメイウェザーの眼前で投げ捨てたのだ。
 
 会場の一部から怒号も飛んだ。そして、SNS上では試合結果以上に話題となるなど大きな物議を醸し、いまも波紋を広げている。そうしたなかでRIZINを取り仕切る榊原信行CEOは「超RIZIN」の直後に実施された「RIZIN.38」の最中にリングに登場。そして、次のようにファンや視聴者に謝罪した。

「本当に情けない行為をした人間がいます。我々もリングの中は神聖の場所だし、命をかけて戦う選手たちにどちらが応援するファンとか関係なく、礼節をもって対応するべき。本当に品性下劣な男をリングに上げたことをこの場を借りて申し訳ない。本当に悔しい」

 映像はメイウェザーの母国アメリカはもちろん世界へ放映された。礼節の重要性を唱えた榊原CEOは「残念ながら世界中に流れている。日本人の恥をさらすことになったのは本当に悔しい。今後2度とこういうことが起きないように全力を尽くします。許してください! すみません!」と深々と頭を下げた。

取材・文●羽澄凜太郎
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