９月25日、プロレスリング・ノアは『GRAND SHIP 2022 in NAGOYA PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2～OUT BREAK～』ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）大会を開催。メインイベントでは、GHCヘビー級選手権試合、チャンピオンの拳王に『N-1 VICTORY 2022』覇者の清宮海斗が挑戦した。
タッグを組んでいた時期もあった両者だが、長きに渡るライバル関係を築いており、今回は拳王がチャンピオンとして、清宮の対角線に立った。
武藤敬司直伝の「シャイニングウィザード」を互いに繰り出す壮絶な闘いを前哨戦で見せていた2人だが、この日は清宮がアレンジかけてシャイニング殺法を披露。そして最後は本家を彷彿とさせるフランケンシュタイナーから、タイガースープレックスに繋、魂の変型シャイニングウィザード（頭を抱え込む型で放つ）を炸裂。これで拳王からカウント３をもぎ取り、２年９か月ぶりにGHCヘビー級王座を奪取した。
試合後、「まだオレには倒さなきゃいけない相手がいる」と呼び込んだ藤田和之から頭からビールを浴びせられる屈辱を味わった清宮。｢藤田､あいつは……｡オレは今このGHCのベルトを持っているけど､最強という男をまだひとり倒してないですよ｡まだ倒してない｡このベルトを懸けて､藤田和之倒して､オレがこのベルト守っていく！｣と胸を張った。
「藤田和之を倒してないんですよ｡ノアで最強を名乗って､このベルトを守っていくんだったら､絶対に避けれないと思う｡とんでもない相手だよ｡たぶんいろんなことを経験してるし､いろんな景色も見てきていると思うけど､これからのノアはオレが創っていくから｡いろんな部分全部感じたうえで､オレが倒す｣
さらに新王者は拳王については、｢戦っている時は本当に夢中になれるし､それぐらい最大のライバルというか｡あいつがいてオレも負けたくないって思えるし､それでもいつまでも拳王にノアで突っ走られるわけにはいかない｣と吐露｡ライバルから獲ったベルトに価値を見出している様子だ。
最後は武藤殺法でGHCまでたどり着いた清宮だが、「いろいろ言われるかもしれないけど､それでも凄いオレにとっては大事な時間。でも､何を言われても､本当にノアを引っ張っていくためにやると決めたことは貫いていくんで」と言葉を絞り出した。
「やっぱり大切にしないといけないと思っているんで､そこは安心して見てもらいたいですね｡本当に何が言いたいかって言うと､これからのノアは本当にオレが引っ張っていくんでってこと｡まだまだオレも倒さなきゃいけない相手がいるし､オレより下のヤツらもいろいろ溜まっている部分があると思うから｡その部分､まだこれが本当に始まりだと思っているから｡ここからいろんな扉をオレが開いて､ぶち壊していくから｡見ててください｡ありがとうございました｣
最後まで表情を崩さなかった清宮。前回の戴冠時よりも責任感が大きく増したようだ。
◆プロレスリング・ノア◆
『GRAND SHIP 2022 in NAGOYA PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2～OUT BREAK～』
2022年9月25日
愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
観衆 1933人
▼GHCヘビー級選手権試合（60分1本勝負）
＜王者＞●拳王（25分14秒 片エビ固め）清宮海斗○＜挑戦者＞
※変型シャイニングウィザード
※第40代王者が初防衛に失敗、清宮が第41代王者となる。
文●どら増田
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タッグを組んでいた時期もあった両者だが、長きに渡るライバル関係を築いており、今回は拳王がチャンピオンとして、清宮の対角線に立った。
武藤敬司直伝の「シャイニングウィザード」を互いに繰り出す壮絶な闘いを前哨戦で見せていた2人だが、この日は清宮がアレンジかけてシャイニング殺法を披露。そして最後は本家を彷彿とさせるフランケンシュタイナーから、タイガースープレックスに繋、魂の変型シャイニングウィザード（頭を抱え込む型で放つ）を炸裂。これで拳王からカウント３をもぎ取り、２年９か月ぶりにGHCヘビー級王座を奪取した。
試合後、「まだオレには倒さなきゃいけない相手がいる」と呼び込んだ藤田和之から頭からビールを浴びせられる屈辱を味わった清宮。｢藤田､あいつは……｡オレは今このGHCのベルトを持っているけど､最強という男をまだひとり倒してないですよ｡まだ倒してない｡このベルトを懸けて､藤田和之倒して､オレがこのベルト守っていく！｣と胸を張った。
「藤田和之を倒してないんですよ｡ノアで最強を名乗って､このベルトを守っていくんだったら､絶対に避けれないと思う｡とんでもない相手だよ｡たぶんいろんなことを経験してるし､いろんな景色も見てきていると思うけど､これからのノアはオレが創っていくから｡いろんな部分全部感じたうえで､オレが倒す｣
さらに新王者は拳王については、｢戦っている時は本当に夢中になれるし､それぐらい最大のライバルというか｡あいつがいてオレも負けたくないって思えるし､それでもいつまでも拳王にノアで突っ走られるわけにはいかない｣と吐露｡ライバルから獲ったベルトに価値を見出している様子だ。
最後は武藤殺法でGHCまでたどり着いた清宮だが、「いろいろ言われるかもしれないけど､それでも凄いオレにとっては大事な時間。でも､何を言われても､本当にノアを引っ張っていくためにやると決めたことは貫いていくんで」と言葉を絞り出した。
「やっぱり大切にしないといけないと思っているんで､そこは安心して見てもらいたいですね｡本当に何が言いたいかって言うと､これからのノアは本当にオレが引っ張っていくんでってこと｡まだまだオレも倒さなきゃいけない相手がいるし､オレより下のヤツらもいろいろ溜まっている部分があると思うから｡その部分､まだこれが本当に始まりだと思っているから｡ここからいろんな扉をオレが開いて､ぶち壊していくから｡見ててください｡ありがとうございました｣
最後まで表情を崩さなかった清宮。前回の戴冠時よりも責任感が大きく増したようだ。
◆プロレスリング・ノア◆
『GRAND SHIP 2022 in NAGOYA PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2～OUT BREAK～』
2022年9月25日
愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
観衆 1933人
▼GHCヘビー級選手権試合（60分1本勝負）
＜王者＞●拳王（25分14秒 片エビ固め）清宮海斗○＜挑戦者＞
※変型シャイニングウィザード
※第40代王者が初防衛に失敗、清宮が第41代王者となる。
文●どら増田
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