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「無敗の日本でさえ敵じゃなかった」団体5連覇達成の“中国女子最強トリオ”を地元メディアが絶賛!【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2022.10.09

決勝第2戦で対峙した伊藤美誠(右)と王曼昱(左)。見応えある攻防戦が繰り広げられた。(C)Getty Images

決勝第2戦で対峙した伊藤美誠(右)と王曼昱(左)。見応えある攻防戦が繰り広げられた。(C)Getty Images

 現地10月8日、中国・成都で開催中の世界卓球・団体戦は女子決勝を行ない、世界ランキング2位の日本が同1位の中国と対戦。強敵を向こうに回して伊藤美誠、木原美悠、そして長崎美柚の3人は果敢に挑んだが、結果は0-3のストレート負けに終わった。
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 日本は51年ぶりの戴冠こそ逃したが、4大会連続で銀メダルを獲得。今大会は石川佳純、平野美宇がメンバー入りを果たせず、フレッシュな5名で臨んだが、準決勝までの6試合をすべて3-0のストレート勝ちを飾る快進撃を見せた。しかし決勝は、腕の怪我のために早田ひなを欠くなかで、またしても中国の分厚い牙城を崩せず。1年前の東京五輪と同じく中国に敗れ、リベンジは果たせなかった。

 そんな地元開催のファイナルを熱狂的に報じたのが中国メディア『捜狐体育』だ。「日本を相手に3-0の完勝を収め、危なげなく5連覇を達成!」と題して、次のようにレポートしている。
 

「終わってみれば、一度もセットを落としていなかった無敗の日本でさえ中国の敵じゃなかった。エースの伊藤美誠にこそ1ゲームを奪われたが、陳夢(チェン・ムン)、王曼昱(ワン・マンユ)、孫頴莎(スン・インシャ)の最強トリオは盤石の内容を披露した。日本は今大会のメンバーに大きな変化が見られ、東京オリンピック出場組の石川佳純と平野美宇が国内大会での不振によってメンバー落ち。決勝では新たな脅威となっていた早田ひなが怪我で欠場した。かたや中国は五輪金メダルトリオがいずれも絶好調で、“挑戦者”の日本を圧倒的な内容で退けたのである」

 なお同日には男子準決勝が開催され、日本はここでも中国と対戦。張本智和が2勝を挙げる奮迅の働きを見せたものの、トータル2対3で惜しくも敗れ、3位で大会を終えている。

構成●THE DIGEST編集部

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