現地時間10月11日、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する『世界選手権』(オランダ/ポーランド共催)の女子決勝トーナメント準々決勝が行なわれ、日本代表(世界ランク6位)はブラジル代表(同2位)に2-3(25-18、25-18、22-25、25-27、13-15)で惜敗。12年ぶりとなる4強入りを逃した。
【動画】フルセットへもつれ込む激闘! 日本vsブラジル戦ハイライト
9月30日の1次ラウンドでは、40年ぶりにブラジルに勝利した日本。この日の再戦では第1セット、第2セットをいきなり連取。しかし、第3セット、第4セットを奪われ振り出しに戻る。2-2で迎えた第5セットは、山田二千華のブロックなどで必死に食らいつくも、最後は石川の打球がネットにかかり試合終了。惜しくも逆転負けを喫した。
ベスト4まであと一歩届かなかった日本。だが、今大会で激闘を繰り広げた眞鍋ジャパンに対戦国のブラジルからも賛辞が贈られている。
ブラジルの大手放送局『Rede Globo』Web版は、「最初は、(1次ラウンドの)シナリオが繰り返されているかのように思えた。日本に敗戦したときの記憶がよみがえった」と試合を振り返ると、続けて「ブラジルはなんとか立て直したが、最後の最後まで日本はたゆまぬ努力を惜しまなかった」と日本の粘り強さに驚嘆の声をあげた。
さらに記事では、相手エースのガビこと、ガブリエラ・ギマラエスが明かしたコメントも紹介。フルセットまで持ち込んだ日本をこう称えている。
「今日、勝利したことをまだ信じきれていません。私はチームを誇りに思っています。最初は2セットを奪われて、緊迫した空気が漂っていました。日本は本当に素晴らしい戦いを見せてくれました」
悲願のメダル獲得はならなかったが、目標に掲げていたベスト8進出を果たした火の鳥NIPPON。2年後に開催されるパリ五輪の出場権獲得に向けて、得たものは大きかったに違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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9月30日の1次ラウンドでは、40年ぶりにブラジルに勝利した日本。この日の再戦では第1セット、第2セットをいきなり連取。しかし、第3セット、第4セットを奪われ振り出しに戻る。2-2で迎えた第5セットは、山田二千華のブロックなどで必死に食らいつくも、最後は石川の打球がネットにかかり試合終了。惜しくも逆転負けを喫した。
ベスト4まであと一歩届かなかった日本。だが、今大会で激闘を繰り広げた眞鍋ジャパンに対戦国のブラジルからも賛辞が贈られている。
ブラジルの大手放送局『Rede Globo』Web版は、「最初は、(1次ラウンドの)シナリオが繰り返されているかのように思えた。日本に敗戦したときの記憶がよみがえった」と試合を振り返ると、続けて「ブラジルはなんとか立て直したが、最後の最後まで日本はたゆまぬ努力を惜しまなかった」と日本の粘り強さに驚嘆の声をあげた。
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