日本時間10月12日、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する女子の『世界選手権』(オランダ/ポーランド共催)で決勝トーナメント準々決勝が行われ、世界ランク6位の日本代表が同2位のブラジル代表と対戦。セットカウント2-3(25-18、25-18、22-25、25-27、13-15)で激闘の末に逆転で敗れ、準決勝進出を果たすことはできなかった。
【動画】フルセットへもつれ込む激闘! 日本vsブラジル戦ハイライト 日本はグループ3位で予選ラウンドを通過して、5大会連続の8強入り。銅メダルに輝いた2010大会でフルセットの末に決勝進出を阻まれたブラジルから、1次ラウンド第4戦で大会40年ぶりとなる大金星を挙げた。一方、ブラジルは2006年と2010年に準優勝、2004年は3位。好成績を残した後の前回大会を7位で終えたことからメダル奪還を誓っているはずだ。
3大会ぶりの準決勝進出を狙う日本は、負傷した足首が万全ではない主将の古賀紗理那をベンチに留め、アウトサイドヒッターに井上愛里沙、林琴奈と石川真佑、ミドルブロッカー島村春世、山田二千華、セッター関菜々巳とリベロ福留慧美を先発起用した。
第1セットは、石川の今大会100得点目と林のブロックアウトで開始からいきなり連続得点。さらに、石川は豪快なサーブでエース1本と島村のダイレクト弾をもたらして序盤に5点までリードを広げる。ブラジルがエース2本で反撃の気配を見せると井上が狙いを絞ったサーブでそれを断ち切る。その後、相手の2枚替えで4連続ブレークを許すが、ここでも石川が威力全開のサーブで突き放し、このセットでアタック決定率83.3%をマークした林が鮮やかなレフト攻撃を決めて試合を先行した。
第2セットはスタートから石川のサーブで相手を苦しめると、関の見事な配球からライト、レフトとミドルが立て続けに得点。島村のレセプションから山田がブロード、関のツーも決まる。再び見せ場を作ったのは石川。2本目のエースに続き、絶妙なディグを連発して自らのバックアタックでロングラリーを制して追加点を挙げる。日本は好調なサーブと粘り強い守備が、攻撃のスピードと精度をアップ。ブラジルのミス8本(日本1本)も誘い終始、優勢のままリリーフサーバー宮部愛芽世が相手守備を崩したところを山田がブロックで仕留めてセットを連取した。
第3セットは後がないブラジルの奮起で形勢一転。日本は開始早々に攻撃のミスが出てビハインドを負う。序盤、石川のクロスが決まり1点差に詰め寄ったかと思われたが、審判はタッチネットと判定。ボールが先に相手コートフロアに着地したと抗議するも認められず3点を追う展開に。中盤には林のエースや途中出場した古賀のバックアタック、終盤にミドル勢の攻撃と石川の2打で奮闘を続けたが及ばず、このセットを譲り渡した。
【動画】フルセットへもつれ込む激闘! 日本vsブラジル戦ハイライト 日本はグループ3位で予選ラウンドを通過して、5大会連続の8強入り。銅メダルに輝いた2010大会でフルセットの末に決勝進出を阻まれたブラジルから、1次ラウンド第4戦で大会40年ぶりとなる大金星を挙げた。一方、ブラジルは2006年と2010年に準優勝、2004年は3位。好成績を残した後の前回大会を7位で終えたことからメダル奪還を誓っているはずだ。
3大会ぶりの準決勝進出を狙う日本は、負傷した足首が万全ではない主将の古賀紗理那をベンチに留め、アウトサイドヒッターに井上愛里沙、林琴奈と石川真佑、ミドルブロッカー島村春世、山田二千華、セッター関菜々巳とリベロ福留慧美を先発起用した。
第1セットは、石川の今大会100得点目と林のブロックアウトで開始からいきなり連続得点。さらに、石川は豪快なサーブでエース1本と島村のダイレクト弾をもたらして序盤に5点までリードを広げる。ブラジルがエース2本で反撃の気配を見せると井上が狙いを絞ったサーブでそれを断ち切る。その後、相手の2枚替えで4連続ブレークを許すが、ここでも石川が威力全開のサーブで突き放し、このセットでアタック決定率83.3%をマークした林が鮮やかなレフト攻撃を決めて試合を先行した。
第2セットはスタートから石川のサーブで相手を苦しめると、関の見事な配球からライト、レフトとミドルが立て続けに得点。島村のレセプションから山田がブロード、関のツーも決まる。再び見せ場を作ったのは石川。2本目のエースに続き、絶妙なディグを連発して自らのバックアタックでロングラリーを制して追加点を挙げる。日本は好調なサーブと粘り強い守備が、攻撃のスピードと精度をアップ。ブラジルのミス8本(日本1本)も誘い終始、優勢のままリリーフサーバー宮部愛芽世が相手守備を崩したところを山田がブロックで仕留めてセットを連取した。
第3セットは後がないブラジルの奮起で形勢一転。日本は開始早々に攻撃のミスが出てビハインドを負う。序盤、石川のクロスが決まり1点差に詰め寄ったかと思われたが、審判はタッチネットと判定。ボールが先に相手コートフロアに着地したと抗議するも認められず3点を追う展開に。中盤には林のエースや途中出場した古賀のバックアタック、終盤にミドル勢の攻撃と石川の2打で奮闘を続けたが及ばず、このセットを譲り渡した。