会心のショットに、満面の“シンデレラスマイル”が飛び出した。

　現地時間10月23日、女子ゴルフのアメリカツアーBMW女子選手権（韓国・オークバレーCC）最終日で、日本の渋野日向子が７番パー３でアメリカツアー初のホールインワンを達成した。

【動画】LPGA公式も称賛！渋野日向子の”会心”ホールインワンをチェック
　通算2アンダー38位から出た渋野は2番パー５、３番パー４で連続バーディーを奪い調子が上向いて迎えた7番パー３だった。渋野のティーショットがピン手前でワンバウンド後、一直線に転がりボールはそのままカップに吸い込まれた。周りのゴルファー、ギャラリーからの歓声により、そこで初めて渋野はホールインワンを達成したことに気づいたようだった。渋野は驚いた表情を見せた後、両手を大きく広げて喜び、満面のスマイルを見せた。

　渋野のアメリカツアーでのホールインワンは初めて。日本ツアーでは2018年「アースモンダミンカップ初日」と、2020年「三菱電機レディス初日」にホールインワンを２回経験している。

　渋野の会心ショットをLPGA公式ツイッターが動画で投稿され「ヒナコ・シブノがやった！BMW女子選手権、７番ホールのパー３でエース！今週３回目のエースです！！」と祝福するメッセージを添えた。

　これには国内外のゴルフファンから「素晴らしいことだ！おめでとう」「最高のホールインワン！最高のスマイル！」「この子はやっぱり持ってる！」など、称賛の声が続々と止まず、ラグビー元日本代表の大西将太郎さんも自身の公式ツイッターに「Hole in one」とリツイートしている。
  　その中でも衛星放送局「WOWOW」で同大会を実況したスポーツキャスターの和田奈美佳さんも興奮を隠せず、自身の公式ツイッターを更新。涙顔の絵文字を添えて、渋野に賛辞を贈っている。

「この瞬間を実況できたこと嬉しく思います。実は2018年三菱電機レディースでホールインワンを達成された時も実況を担当していましたので、勝手ながらご縁を感じてしまいました。おめでとうございます！」

　この日の渋野はホールインワンを含む1イーグル、3バーディー、ノーボギーの67でフィニッシュ。通算７アンダーの合計281、19位タイで大会を終えた。次週は大会連覇がかかる国内ツアー「三菱電機レディス」に挑む。国内ツアー７勝目へ“シンデレラスマイル”を再び見せるのか、期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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