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マラソン・駅伝

【プリンセス駅伝】アンカーが骨折で棄権を強いられた京セラ。チームは「細かい体調管理が不足」と反省

THE DIGEST編集部

2022.10.25

23日の女子駅伝でアクシデントが発生。写真はランナーの足元のイメージ。(C)Getty Images

23日の女子駅伝でアクシデントが発生。写真はランナーの足元のイメージ。(C)Getty Images

 10月23日に行なわれた全日本実業団対抗女子駅伝の予選会「プリンセス駅伝(福岡県宗像市・福津市6区間42.195キロ)」で、京セラの白井明衣が左大腿骨骨折で転倒した。そのまま途中棄権というアクシデントに見舞われた同チームは25日、「白井選手に関するご報告」と題したリリース記事を配信した。

 アンカーに起用された白井は、クイーンズ駅伝の出場権(上位16チームに与えられる)をかけ、ギリギリの16位を走行。そして残り1キロとなったところで突然よろめき転倒。歯を食いしばり、自力で起き上がろうとしたが、その場から全く動けずレースを中断せざるを得なかった。

 2日後、京セラ女子陸上競技部はリリース記事に「レース前の白井選手に特に異常はなく、不安のない中での出走で突然の出来事でしたが、細かい体調管理が不足していた部分もあったと反省しております」と綴ったうえで、「その後、大会関係者の皆様の迅速なご判断と対応もあり、病院へ搬送後、処置を行っております」と経過報告した。
 
 そして「大会関係者、応援して頂いた皆様には、大変なご心配をお掛けしまして申し訳ございません」と謝罪し、「今後、白井選手の復帰までのサポート含め、チーム一丸となり新たな目標に向かい進んで行きたいと思いますので、皆様方の変わらぬご支援とご声援をよろしくお願いいたします」と締めた。

 2018年大会では、足を骨折しながらも四つん這いで進み襷を繋いだり、脱水症状で棄権したチームもある。アクシデントが相次ぐ女子駅伝。再発防止策を講ずる必要がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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