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「魅惑的なスケーティングが戻ってきた」“3季ぶりGP”で8位発進の紀平梨花に米記者も熱視線! オーサー氏は「スタートに過ぎない」

THE DIGEST編集部

2022.10.29

久々にグランプリシリーズに舞い戻った紀平。8位スタートという内容になったが、周囲からの評価は上々だ。(C)Getty Images

久々にグランプリシリーズに舞い戻った紀平。8位スタートという内容になったが、周囲からの評価は上々だ。(C)Getty Images

 現地時間10月28日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの第2戦カナダ大会がオンタリオ州ミシサガで開幕。女子ショートプログラム(SP)では、昨シーズンを全休していた日本の紀平梨花(トヨタ自動車)が3季ぶりのGPシリーズ復帰を果たし、59.27点の8位発進となった。

 昨年7月に右足首を疲労骨折したところからの完全復活を目指している紀平。この日は、冒頭のダブルアクセルを成功させたものの、3回転サルコー+3回転トゥループの連続ジャンプが回転不足に。最後の3回転ループも着氷が乱れるなど、納得のいくような内容ではなかった。

 ただ、GPの舞台に帰ってきた紀平に対し、やはり海外メディアは熱視線を向けている。そのなかで、米放送局『NBC Sports』などで寄稿していたニック・マッカーベル記者は、「まだ完全な状態でないのは明らかだが、リカ・キヒラの魅惑的なスケーティングがGPフィギュアサーキットに戻ってきた」とツイッター上で反応を示した。
 
 続く投稿で同記者はミックスゾーンに現れた紀平のコメントを紹介。コーチのブライアン・オーサー氏からは「スタートに過ぎない」と言われたといい、「これからもっと改善を重ねていく。足のケガは、まだ100パーセント治っていない」と回復状況を報告するとともに、今後へ意気込んでいた。

 また、紀平の演技終了後、オーサー氏の会話を一部共有しているのが、フィギュアスケート専門メディアの『Golden Skate』で、「リカ・キヒラとブライアン・オーサー氏から『いやあ、久しぶり!』という声が聞こえてきた」と公式ツイッターに綴り、舞台裏の2ショットを掲載している。

 なお、今大会で首位発進を切ったのは、67.90点のマデリン・シーザス(カナダ)。渡辺倫果(法大)は62.78点で日本勢トップの6位、横井ゆは菜(中京大)は54.87点の12位で29日のフリースケーティング(FS)へと進む。

構成●THE DIGEST編集部

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