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「忘れてはいけない存在」伊メディアが高梨沙羅を“7強”に! 一方で「圧倒的な強さはなくなった」と課題も指摘

THE DIGEST編集部

2022.11.04

63勝を飾る高梨が、7強の一人として伊メディアに取り上げられた。(C)Getty Images

63勝を飾る高梨が、7強の一人として伊メディアに取り上げられた。(C)Getty Images

 スキージャンプW杯2022-23が、現地時間11月5日に開幕する。

 日本女子は北京五輪メンバーの高梨沙羅(クラレ)、伊藤有希(土屋ホーム)、勢藤優花(ヤマチューン)3人に加え、宮嶋林湖(松本大)が初参戦する。また怪我で五輪出場を逃した丸山希(北野建設)はシーズン途中にメンバーに加わる予定だ。

 熱き戦いを目前に控えた現地時間3日、「マーレン・ルンビが復帰し、再び女子7強争いとなる」と予想した伊メディア『OA Sport』は、「忘れてはいけない存在がサラ・タカナシだ」と日本のエースに注目した。

 まず「現在26歳の彼女は、女子W杯が始まった2011~12年シーズンから活躍し続けている。63勝(30勝のマーレン・ルンビより2倍以上の勝っている)、4度クリスタルグローブ(年間総合優勝)を飾っている」とこれまでの功績を紹介。

 そして「かつてのような圧倒的な強さはなくなったが、それでも彼女はあらゆる大会で成功を収める可能性を秘めた選手だ」と評価するも、次のように課題を記した。

「史上最も成功したジャンパーだが、主要大会で個人金メダルを獲得していない。彼女はその壁を越えられるかどうかが、2月下旬からスロベニアのプラニツァで始まる世界選手権で明らかになるだろう」
 
 また、昨シーズン「体重管理」に悩まされ休養を強いられ、高梨の最大のライバルであるマーレン・ルンビが今季ジャンプ台に戻ってくる。2017-18シーズンから3季連続でクリスタルグローブに輝いた彼女は、オリンピック、世界選手権の2つの大舞台で金メダルを手にしている。

 そんな元女王に同記事は、「競争力は未知数ではあるものの、リレハンメルに住むベテランの仕上がった状態は、誰かと比較されることを恐れていない」と評している。

 他にも、昨シーズン年間総合優勝を飾ったマリタ・クラマー(オーストリア)、北京五輪の女王のウルサ・ボガタイ(スロベニア)をはじめ、ニカ・クリズナー(スロベニア)、エマ・クリネツ(スロベニア)、カタリナ・アルトハウス(ドイツ)らの名を列挙した。

 初戦はポーランドのヴィスワ(ヒルサイズ134m)にて日本時間5日20時から行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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