11月6日、学生日本一を決める『全日本大学駅伝』が名古屋・熱田神宮西門前から三重県・伊勢神宮内宮宇治橋前までの8区間106.8kmのコースで開催され、駒澤大が5時間6分46秒で3年連続15度目の優勝を果たし、出雲駅伝に続く2冠目を飾った。
まさに盤石の継走だった。
1区の円健介(4年)がトップの大東大と19秒差の4位で繋いだ駒澤大は、2区の佐藤圭汰(1年)が区間新(区間2位)の走りを披露。そして創価大と1秒差の2位で主将の山野力(4年)に襷を渡すと、山野が3区でトップに立つ。
大学駅伝デビューの山川拓馬(1年)が4区で区間賞を獲得する快走ぶりで次走者に繋ぐと、5区篠原倖太朗(2年)、6区安原太陽(3年)が安定した走りを見せた。さらに絶対的エースの田澤廉(4年)が、7区でこれまでの区間記録43秒塗り替える快走(区間賞)。
そして、アンカーの花尾恭輔(3年)が1位を死守したまま伊勢へ。2年前に同大学が生んだ記録を4分22秒更新すると同時に、後続に3分21秒差突き放す圧巻のレースだった。
國學院大は、8区の伊地知賢造が51秒前を走っていた青山学院大を交わし、出雲駅伝に続く2位。箱根王者として「プライド大作戦」を掲げて臨んだ青山学院大が3位入賞となった。
優勝後、駒澤大の大八木弘明監督は「ここまでタイムが出るとは思ってなかった」と選手の走りを絶賛。さらに「攻めの走りをしてくれてたので、それが大会記録に繋がったし、区間賞も獲ってくれていたのでそれも良かった」と振り返った。そして「本当に嬉しい。選手たちに感謝してます」と喜びを語った。
結果は以下の通り。
1位 駒澤大5時間6分46秒
2位 國學院大5時間10分7秒
3位 青山学院大5時間10分44秒
4位 順天堂大5時間10分45秒
5位 創価大5時間12分9秒
6位 早稲田大5時間12分52秒
7位 中央大5時間13分2秒
8位 東洋大5時間13分9秒
―――――(シード権ライン)――――――
9位 明治大5時間15分28秒
10位 東海大5時間16分0秒
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「チャンスがあれば優勝を狙いたい」出雲2位の國學院大が駒澤大の三冠阻止に“闘志”を燃やす!「監督の采配」が勝利の鍵【全日本大学駅伝】
【関連記事】どこよりも早い来季の“勢力地図”!2023年の本命はやっぱり青学大。気になる2位以降は?【箱根駅伝】
【関連記事】一足早い「箱根駅伝」の戦力分析! 駒大と青学大の一騎打ちが濃厚!? 2強を追いかける大学は?
まさに盤石の継走だった。
1区の円健介(4年)がトップの大東大と19秒差の4位で繋いだ駒澤大は、2区の佐藤圭汰(1年)が区間新(区間2位)の走りを披露。そして創価大と1秒差の2位で主将の山野力(4年)に襷を渡すと、山野が3区でトップに立つ。
大学駅伝デビューの山川拓馬(1年)が4区で区間賞を獲得する快走ぶりで次走者に繋ぐと、5区篠原倖太朗(2年)、6区安原太陽(3年)が安定した走りを見せた。さらに絶対的エースの田澤廉(4年)が、7区でこれまでの区間記録43秒塗り替える快走(区間賞)。
そして、アンカーの花尾恭輔(3年)が1位を死守したまま伊勢へ。2年前に同大学が生んだ記録を4分22秒更新すると同時に、後続に3分21秒差突き放す圧巻のレースだった。
國學院大は、8区の伊地知賢造が51秒前を走っていた青山学院大を交わし、出雲駅伝に続く2位。箱根王者として「プライド大作戦」を掲げて臨んだ青山学院大が3位入賞となった。
優勝後、駒澤大の大八木弘明監督は「ここまでタイムが出るとは思ってなかった」と選手の走りを絶賛。さらに「攻めの走りをしてくれてたので、それが大会記録に繋がったし、区間賞も獲ってくれていたのでそれも良かった」と振り返った。そして「本当に嬉しい。選手たちに感謝してます」と喜びを語った。
結果は以下の通り。
1位 駒澤大5時間6分46秒
2位 國學院大5時間10分7秒
3位 青山学院大5時間10分44秒
4位 順天堂大5時間10分45秒
5位 創価大5時間12分9秒
6位 早稲田大5時間12分52秒
7位 中央大5時間13分2秒
8位 東洋大5時間13分9秒
―――――(シード権ライン)――――――
9位 明治大5時間15分28秒
10位 東海大5時間16分0秒
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「チャンスがあれば優勝を狙いたい」出雲2位の國學院大が駒澤大の三冠阻止に“闘志”を燃やす!「監督の采配」が勝利の鍵【全日本大学駅伝】
【関連記事】どこよりも早い来季の“勢力地図”!2023年の本命はやっぱり青学大。気になる2位以降は?【箱根駅伝】