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「ビッグサプライズだ!」平均台Vの渡部葉月に海外メディアも感嘆!「完璧でクリーンな演技を披露した」【世界体操】

THE DIGEST編集部

2022.11.07

平均台で世界の頂点に立った渡部葉月に海外メディアも賛辞を贈っている。(C)Getty Images

平均台で世界の頂点に立った渡部葉月に海外メディアも賛辞を贈っている。(C)Getty Images

 現地時間11月6日、体操の世界選手権最終日が英国・リバプールで行なわれ、種目別決勝の平均台では日本の渡部葉月(中京クラブ)が13.600点で優勝を飾った。

 全日本選手権女王の笠原有彩の怪我を受け、急遽補欠から繰り上がりで参戦した渡部。予選5位通過の決勝はDスコア「5.5」の演技で臨み、落ち着いた演技でしっかりまとめると、技の出来栄えを示すEスコア「8.100」をマークした。そして強豪が次々と落下するなか、スコアボードのトップを最後まで守り抜いた。

 同種目の制覇は1954年の田中敬子、昨年の芦川うらら(日体大)以来3人目の快挙だ。そんな彼女に海外メディアも驚きのようで、伊メディア『OA Sport』は、「ハヅキ・ワタナベが世界選手権の平均台で優勝とビッグサプライズ!」と伝えると、「ワタナベは非常に安定した演技で世界チャンピオンとなり、理屈抜きで忘れられない一日をつくった」と称えた。そして「突然回ってきた機会を最大限に利用して、実現不可能と思われていた夢を叶えた」と綴っている。
 
 また独メディア『SWR Sport』は、「ハヅキ・ワタナベは、完璧でクリーンな演技を披露した。演技後、観客席に向かって笑顔で手を振る姿はとても満足そうだった」と会場の様子を描写した。

 東京五輪以降、代表メンバーが様変わりした日本女子。大舞台で存在感を見せつけた渡部は、パリ五輪へ向けて世界に好印象を残したようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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