16歳の少女はいま、どんな想いで過ごしているのだろうか。
【北京五輪PHOTO】個人では涙の4位。ドーピング疑惑のカミラ・ワリエワの演技をプレイバック
11月14日、世界ドーピング防止機構(WADA)が今年2月の北京オリンピックに出場した女子フィギュアスケーターのカミラ・ワリエワに対し、『4年間の出場停止』『昨年12月25日(ロシア選手権)を含む彼女が出場した大会成績(2022年ヨーロッパ選手権)の取り消し』『北京オリンピック団体戦金メダルはく奪』などをスポーツ仲裁裁判所(CAS)に求めた。
ワリエワはロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員として、当時15歳で北京オリンピックに出場。フィギュアスケート団体戦の女子ショート、フリーともに出場すると、ショートは自身が持つ世界歴代最高得点(90.45点)に迫る90.18点をマークし1位。フリーは178.92点でこちらも1位につける大車輪の活躍。ROCがロシアとして出場した2014年ソチオリンピック以来、2大会ぶりの金メダルに貢献した。
現地14日、ロシアメディア『SPORT24』は露フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシュコフ会長が、アンチ・ドーピング規則違反で告発されているワリエワに対し、「我々はワリエワの無実を疑っていない」と報じた。
ゴルシュコフ会長は、「ロシアフィギュアスケート連盟は当事者ではないので、この件に関してコメントすることはできません。しかし、我々はカミラ・ワリエワの無実を疑っていない」とロシア国営通信社『TASS通信』に語っている。
また、ロシアのシンクロナイズドスイミングチームのヘッドコーチであるタチアナ・ポクロフスカヤ氏も、ワリエワに関するニュースに反応。「私は憤慨している、全く不公平だ」と怒り心頭だ。
ポクロフスカヤ氏はタス通信社に対し、「これらは完全に不当な要求であり、ロシアチームに対して反感な対応だ。このような偏見は、全てのルールに反しロシアのフィギュアスケートをダメにする」とWADAの主張を猛批判。同氏はさらに、「まだ、私たちには仲間がいると信じています。ロシアのアスリートなしでは(大会で)競争できないことを理解してくれるでしょう。私たちは正直に、正当な賞を受賞しています」と述べている。
ここに来て一気に熱を帯びてきたワリエワのドーピング問題。疑惑の渦中にいる16歳の輝かしい戦績は、一体どんな結末になるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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ワリエワはロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員として、当時15歳で北京オリンピックに出場。フィギュアスケート団体戦の女子ショート、フリーともに出場すると、ショートは自身が持つ世界歴代最高得点(90.45点)に迫る90.18点をマークし1位。フリーは178.92点でこちらも1位につける大車輪の活躍。ROCがロシアとして出場した2014年ソチオリンピック以来、2大会ぶりの金メダルに貢献した。
現地14日、ロシアメディア『SPORT24』は露フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシュコフ会長が、アンチ・ドーピング規則違反で告発されているワリエワに対し、「我々はワリエワの無実を疑っていない」と報じた。
ゴルシュコフ会長は、「ロシアフィギュアスケート連盟は当事者ではないので、この件に関してコメントすることはできません。しかし、我々はカミラ・ワリエワの無実を疑っていない」とロシア国営通信社『TASS通信』に語っている。
また、ロシアのシンクロナイズドスイミングチームのヘッドコーチであるタチアナ・ポクロフスカヤ氏も、ワリエワに関するニュースに反応。「私は憤慨している、全く不公平だ」と怒り心頭だ。
ポクロフスカヤ氏はタス通信社に対し、「これらは完全に不当な要求であり、ロシアチームに対して反感な対応だ。このような偏見は、全てのルールに反しロシアのフィギュアスケートをダメにする」とWADAの主張を猛批判。同氏はさらに、「まだ、私たちには仲間がいると信じています。ロシアのアスリートなしでは(大会で)競争できないことを理解してくれるでしょう。私たちは正直に、正当な賞を受賞しています」と述べている。
ここに来て一気に熱を帯びてきたワリエワのドーピング問題。疑惑の渦中にいる16歳の輝かしい戦績は、一体どんな結末になるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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