11月12日、男子ゴルフ米国ツアー、ヒューストン・オープンで、松山英樹が第3ラウンドで途中棄権となった。日本人唯一の出場の松山は第3ラウンドの9ホールを終えて4オーバーとしたところで棄権を決断。PGAツアーからは首痛によるものだと発表されている。
松山の2022年は怪我に苦しむ1年となっている。
【動画】マスターズ制覇時の松山英樹が約7メートルのイーグルパットを沈めた映像 1月こそソニーオープン・イン・ハワイでPGAツアー8勝目を飾ったものの、3月にはプレーヤーズ選手権、バレロ・テキサス・オープンを首痛のため棄権。さらに連覇を懸けて臨んだ4月のマスターズ・トーナメント以降も、7月にはミネソタでの3Mオープンで第1ラウンド終了後に手首の痛みを訴えプレーを止め、8月のフェデックス・セントジュード選手権も再び首痛のため欠場している。
ここまで常に故障と隣り合わせでのプレーが続いたことで、1月の勝利以降は満足のいく結果を残せずにいる。
今回の途中棄権は、海外メディアでも大きく取り上げており、米スポーツサイト『sportskeeda』では、「2022年ケイデンス・バンク・ヒューストン・オープンでヒデキ・マツヤマに何があったのか?」と銘打ったトピックを配信。
同メディアでは「日本人プロゴルファーで唯一、マスターズ・トーナメントを制したヒデキ・マツヤマ。しかし、その後、怪我の影響もあり、コースでのパフォーマンスに苦戦している」とこれまでを振り返っており、続けて「2022ケイデンス・バンク・ヒューストン・オープンを第3ラウンドの9ホール終了後、首の怪我を理由に棄権した。マツヤマがトーナメントから身を引くのは今回が初めてではない。彼は今年、いくつかの怪我に見舞われてきた」とこの1年の状況を記している。
また、同じく米国の『EssentiallySports』でも「2021年のマスターズを1打差で制し、このスポーツに偉大な足跡を残したヒデキ・マツヤマが並外れた選手であることは間違いない。しかし、残念なことに、彼の体がついていかないようだ」と指摘。
その上で「今年だけで5試合を棄権したほか、今季は1勝しかできていない。元世界ランキング2位の彼は、今後再び離脱することがないよう、復帰前に確実に完治させる必要があるかもしれない」として、今後の出場やコンディションに言及している。
これまでの欠場理由を見ても同じ箇所の負傷が長引いていることは明らか。海外メディアのコメントにもあるように、万全の状態をもう一度、取り戻してくれることを願わずにいられない。
構成●THE DIGEST編集部
松山の2022年は怪我に苦しむ1年となっている。
【動画】マスターズ制覇時の松山英樹が約7メートルのイーグルパットを沈めた映像 1月こそソニーオープン・イン・ハワイでPGAツアー8勝目を飾ったものの、3月にはプレーヤーズ選手権、バレロ・テキサス・オープンを首痛のため棄権。さらに連覇を懸けて臨んだ4月のマスターズ・トーナメント以降も、7月にはミネソタでの3Mオープンで第1ラウンド終了後に手首の痛みを訴えプレーを止め、8月のフェデックス・セントジュード選手権も再び首痛のため欠場している。
ここまで常に故障と隣り合わせでのプレーが続いたことで、1月の勝利以降は満足のいく結果を残せずにいる。
今回の途中棄権は、海外メディアでも大きく取り上げており、米スポーツサイト『sportskeeda』では、「2022年ケイデンス・バンク・ヒューストン・オープンでヒデキ・マツヤマに何があったのか?」と銘打ったトピックを配信。
同メディアでは「日本人プロゴルファーで唯一、マスターズ・トーナメントを制したヒデキ・マツヤマ。しかし、その後、怪我の影響もあり、コースでのパフォーマンスに苦戦している」とこれまでを振り返っており、続けて「2022ケイデンス・バンク・ヒューストン・オープンを第3ラウンドの9ホール終了後、首の怪我を理由に棄権した。マツヤマがトーナメントから身を引くのは今回が初めてではない。彼は今年、いくつかの怪我に見舞われてきた」とこの1年の状況を記している。
また、同じく米国の『EssentiallySports』でも「2021年のマスターズを1打差で制し、このスポーツに偉大な足跡を残したヒデキ・マツヤマが並外れた選手であることは間違いない。しかし、残念なことに、彼の体がついていかないようだ」と指摘。
その上で「今年だけで5試合を棄権したほか、今季は1勝しかできていない。元世界ランキング2位の彼は、今後再び離脱することがないよう、復帰前に確実に完治させる必要があるかもしれない」として、今後の出場やコンディションに言及している。
これまでの欠場理由を見ても同じ箇所の負傷が長引いていることは明らか。海外メディアのコメントにもあるように、万全の状態をもう一度、取り戻してくれることを願わずにいられない。
構成●THE DIGEST編集部