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マラソン・駅伝

【箱根駅伝】学内選考が熾烈を極める!青学大の田中悠登が世田谷ハーフ日本人トップで猛アピール!駒澤大も“未経験者”が好走

THE DIGEST編集部

2022.11.16

青学大の田中が日本人トップの全体2位でゴールし、2年連続で表彰台に上がった。

青学大の田中が日本人トップの全体2位でゴールし、2年連続で表彰台に上がった。

 来年正月に行なわれる箱根駅伝(以下、箱根)に向けて、出場校の選手たちはハーフマラソンやトラックレースで熾烈な学内選考を繰り広げている。

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 11月13日に行なわれた宮古サーモン・ハーフマラソンには箱根前回王者の青山学院大が出走した。前回3区で区間2位の太田蒼生(2年)が1時間3分5秒で優勝。2位には1時間3分19秒で小原響(3年)が入り、鈴木竜太朗(3年)が1時間3分41秒で3位と駅伝未経験者が続いた。

 2年連続アンカーを務めた中倉啓敦(4年)は1時間3分57秒で4位。先日の全日本大学駅伝の2区で苦戦した白石光星(2年)は5位の1時間4分2秒、佐々木塁(3年)が1時間4分20秒で6位に入った。

 また同日には、世田谷246ハーフマラソンが行なわれ、青学大のほか三冠を狙う駒澤大、出雲駅伝3位の中央大、創価大など多くの大学が出場し、火花を散らした。青学大は、前回出走が叶わなかった田中悠登(2年)が1時間3分4秒で日本人トップの2位でメンバー入りを猛アピールに成功。

 さらに塩出翔太(1年)が1時間4分14秒、関口雄大(4年)が1時間4分19秒、畦地貴斗(4年)が1時間4分33秒、西久保遼(4年)が1時間4分47秒で駆け抜け、層の厚さを見せた。
 
 出雲駅伝、全日本大学駅伝と二冠を飾る駒澤大は、駅伝未経験の3人が世田谷の地で好走した。吉本真啓(2年)が青学大の田中に先着を許すも日本人2位の1時間3分31秒でフィニッシュ。ルーキーの伊藤蒼唯が1時間4分15秒で全体11位を記録すると、同じく1年の山下結が1時間4分50秒で24位と強さを発揮した。

 また12日の日体大長距離競技会でも10000mで法政大や城西大、山梨学院大の選手の活躍が光った。法政大は内田隼太(4年)28分16秒68、松永伶(3年)28分34秒33、小泉樹(2年)28分50秒64と3人が自己ベストを更新。さらに城西大は山本唯翔(3年)28分25秒21、斎藤将也(1年)28分37秒90、山梨学院大は木山達哉(4年)28分36秒42、北村惇生(3年)28分41秒90が28分台で走った。

 今後、各大学の箱根に絡むランナーは、11月19日には箱根仮想5区コースである激坂最速王決定戦、20日上尾ハーフマラソン、10000m記録挑戦競技会、25日にはMARCH対抗戦、26日八王子ロングディスタンス、26~27日と12月3日には日体大長距離競技会などに出場予定だ。

 これらの結果や実績を踏まえた各大学の指揮官は様々なシミュレーションをしたうえで、12月10日には16名のエントリーメンバーを関東学生連盟に提出する。

構成●THE DIGEST編集部

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