世界王者が貫禄の“逆転V”だ。
11月19日、グランプリ(GP)シリーズ第5戦・NHK杯は、札幌の真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて男子フリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が、今季ベストとなる188.10点、合計279.76点をマークし、2年連続3度目の大会制覇を果たした。
【動画】世界王者・宇野昌磨が貫録の演技でNHK杯連覇!4回転4本決めたフリーをチェック
先月のカナダ大会に続くGP2連勝を飾り、2位の山本草太(中京大)とともに12月のファイナル(イタリア・トリノ)進出が決まった宇野。この日は、冒頭の4回転ループ、サルコーを成功させると、3つ目の4回転フリップが2回転となったものの、以降の演技をしっかりとまとめ、2位以下に20点以上の大差をつける逆転勝ち。これで、GPシリーズ通算8勝目だ。
この結果を受け、海外記者からは絶賛の声が続々。かつてカナダ紙『The Globe and Mail』の記者を務め、現在スポーツジャーナリストとして活動しているベバリー・スミス氏は、「(フリー曲の)『G線上のアリア(Air on the G String)』を滑る姿が神々しかった」と記したうえで、「まるで彼は楽器のようだ」と称賛の言葉を贈っている。
また、フィギュアスケートを長年取材している米名物記者のジャッキー・ウォン氏は、「何とか滑り切った」などと今回の出来を評価し、演技終了後の“ある光景”に注目。山本のフリー演技中には、リンクサイドで友野一希(上野芝スケートクラブ)と一緒に滑りを見守っていた宇野だが、これに対して、「応援している姿が素敵だ」と反応が寄せられた。
SP2位から底力を発揮し、会場のファンを大いに魅了した宇野。銀メダルを獲得した2018年大会(カナダ・バンクーバー)以来、4年ぶりの出場となるGPファイナルでは、果たしてどんなパフォーマンスが見られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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11月19日、グランプリ(GP)シリーズ第5戦・NHK杯は、札幌の真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて男子フリースケーティング(FS)を実施。ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が、今季ベストとなる188.10点、合計279.76点をマークし、2年連続3度目の大会制覇を果たした。
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先月のカナダ大会に続くGP2連勝を飾り、2位の山本草太(中京大)とともに12月のファイナル(イタリア・トリノ)進出が決まった宇野。この日は、冒頭の4回転ループ、サルコーを成功させると、3つ目の4回転フリップが2回転となったものの、以降の演技をしっかりとまとめ、2位以下に20点以上の大差をつける逆転勝ち。これで、GPシリーズ通算8勝目だ。
この結果を受け、海外記者からは絶賛の声が続々。かつてカナダ紙『The Globe and Mail』の記者を務め、現在スポーツジャーナリストとして活動しているベバリー・スミス氏は、「(フリー曲の)『G線上のアリア(Air on the G String)』を滑る姿が神々しかった」と記したうえで、「まるで彼は楽器のようだ」と称賛の言葉を贈っている。
また、フィギュアスケートを長年取材している米名物記者のジャッキー・ウォン氏は、「何とか滑り切った」などと今回の出来を評価し、演技終了後の“ある光景”に注目。山本のフリー演技中には、リンクサイドで友野一希(上野芝スケートクラブ)と一緒に滑りを見守っていた宇野だが、これに対して、「応援している姿が素敵だ」と反応が寄せられた。
SP2位から底力を発揮し、会場のファンを大いに魅了した宇野。銀メダルを獲得した2018年大会(カナダ・バンクーバー)以来、4年ぶりの出場となるGPファイナルでは、果たしてどんなパフォーマンスが見られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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